特許
J-GLOBAL ID:200903060887575108

硬貨識別装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 安形 雄三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-222142
公開番号(公開出願番号):特開平5-046840
出願日: 1991年08月07日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、汚れ、キズ等のある硬貨でも確実に検出できる硬貨識別装置を提供することにある。【構成】 区分手段40は、イメージセンサ30で取得された硬貨全体のデータを複数の円環に区分する。特徴パターン形成手段50は、区分けされた各円環内での所定の角度毎の特徴量の個数を求めて各円環領域毎に特徴パターンを形成する。回転角度判断手段60は、各円環領域毎の特徴パターンと予め各金種の各円環領域毎に基準メモリ80に記憶された基準パターンのうちの外径が等しい金種の基準パターンとの類似度を角度を回転させながら判断し、最も類似するときの回転角度を各円環領域毎に求める。金種決定手段70は、全ての円環領域で回転角度が等しいときに金種を決定する。
請求項(抜粋):
硬貨の表面の模様により陰影を生ずる角度で、硬貨面の周囲から光を照射する照射手段と、前記照射手段によって光が照射された硬貨の表面全体の反射光を受光するイメージセンサと、前記イメージセンサによる前記硬貨全体のデータを複数の円環領域に区分けする区分手段と、前記区分手段によって区分けされたそれぞれの前記円環領域内での所定角度毎の特徴量の個数を求めて前記円環領域毎に特徴パターンを形成する特徴パターン形成手段と、前記特徴パターン形成手段により形成された円環領域毎の特徴パターンと予め各金種の各円環領域毎に記憶された基準パターンのうちの外径が等しい金種の基準パターンとの類似度を角度を回転させながら判断し、最も類似するときの回転角度を前記円環領域毎に求める回転角度判断手段と、前記回転角度判断手段により最も類似すると判断されたときの回転角度が全ての円環領域でほぼ等しいときにその比較した基準パターンに係る金種であると決定する金種決定手段とを備えるようにしたことを特徴とする硬貨識別装置。

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