特許
J-GLOBAL ID:200903060897711522

グラフト共重合樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-334445
公開番号(公開出願番号):特開平6-179796
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年06月28日
要約:
【要約】【目的】 耐薬品性、耐衝撃性及び成形加工性の良好な樹脂組成物の提供。【構成】 2種類のABS樹脂およびAS樹脂のブレンドからなるグラフト共重合樹脂組成物。たゞし、各樹脂はその組成および配合比について重量的条件の限定があり、またABS樹脂の一つはゴム粒子がブドウ状の凝集構造を持つ。なお、AS樹脂は含有量0でありうる。【効果】 前記目的が達成される。
請求項(抜粋):
下記に示すグラフト共重合体A、グラフト共重合体B及び硬質重合体Cを、下記の組成比率で含んでなることを特徴とする、グラフト共重合樹脂組成物。グラフト共重合体A: グラフト共重合体Aは、下記の通りに定義されるものである。(1) 重量平均粒径が0.10〜0.65μmであるゴム質重合体ラテックス10〜80重量部(固形分基準)の存在下に、芳香族ビニル単量体30〜80重量%、シアン化ビニル単量体20〜70重量%、及び共重合可能なビニル単量体0〜20重量%からなる単量体混合物20〜90重量部を乳化重合させて得たグラフト共重合体であること、(2) ゴム質重合体100重量部に対して、20〜120重量部の芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、及び共重合可能なビニル単量体が化学的に結合していること、(3) ゴム質重合体が、分散した球状粒子の形態を有すること。グラフト共重合体B: グラフト共重合体Bは、下記の通りに定義されるものである。(1) 重量平均粒径が0.05〜0.2μmであるゴム質重合体ラテックス10〜80重量部(固形分基準)の存在下に、芳香族ビニル単量体30〜80重量%、シアン化ビニル単量体20〜70重量%、及び共重合可能なビニル単量体0〜20重量%からなる単量体混合物20〜90重量部を乳化重合して得たグラフト共重合体であること、(2) ゴム質重合体100重量部に対して、10〜100重量部の芳香族ビニル単量体、シアン化ビニル単量体、及び共重合可能なビニル単量体が化学的に結合していること、(3) ゴム質重合体が、一次粒子が凝集した、平均粒径0.4〜3.0μmのブドウ状二次粒子を含有すること。硬質重合体C: 硬質重合体Cは、下記の通りに定義されるものである。(1)芳香族ビニル単量体30〜80重量%、シアン化ビニル単量体20〜70重量%、及び共重合可能なビニル単量体0〜20重量からなる単量体混合物を重合させて得られた硬質重合体。
IPC (4件):
C08L 55/02 LME ,  C08L 25/12 LDW ,  C08L 25/12 LDY ,  C08L 51/04 LKY

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