特許
J-GLOBAL ID:200903060897830645

往復動圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-323635
公開番号(公開出願番号):特開平10-148178
出願日: 1996年11月19日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 起動時の負荷を低減することができ、かつ連続運転時等におけるリップリングの摩耗を低減できるようにする。【解決手段】 揺動ピストン9とシリンダ21との間をシールするリップリング22のリップ部22Bを、常温下での外径寸法Dがシリンダ21の内径寸法Eよりも小さくなり、かつ熱膨張時における最大外径がシリンダ21の最大内径に対して±0.2%の範囲内となるように形成する。これにより、起動時におけるシリンダ21の内周面とリップ部22Bとの間の摺動抵抗を小さくでき、往復動圧縮機の起動時の負荷を低減することができる。また、連続運転時にリップリング22を生じた場合でも、リップ部22Aの摩耗を抑えることができ、リップリング22の長寿命化を図ることができる。
請求項(抜粋):
シリンダと、該シリンダ内を揺動しつつ往復動し、該シリンダ内に圧縮室を画成するピストンと、該ピストンと前記シリンダとの間をシールする環状のリップリングとからなる往復動圧縮機において、前記リップリングは、内周側に位置し前記ピストンに固定される固定部と、該固定部から前記ピストンの径方向外側へと突出し前記圧縮室に向けて屈曲した外周側のリップ部とからなり、該リップ部はその外径を前記シリンダの内径よりも予め小さく形成し、圧縮運転時には前記圧縮室からの圧力により前記シリンダの内周面に向けて撓み変形する構成としたことを特徴とする往復動圧縮機。
IPC (2件):
F04B 39/00 104 ,  F16J 15/32 301
FI (2件):
F04B 39/00 104 D ,  F16J 15/32 301 C

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