特許
J-GLOBAL ID:200903060905392938

切替式回転駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横沢 志郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-315685
公開番号(公開出願番号):特開2009-136959
出願日: 2007年12月06日
公開日(公表日): 2009年06月25日
要約:
【課題】小型でコンパクトな構成の切替機構を備えた回転駆動装置を提案すること。【解決手段】回転駆動装置1の切替機構6は、モータの中空ロータ3と常に一体回転している第1連結用スリーブ61と、遊星歯車減速機構5の遊星キャリア53と常に一体回転している第2連結用スリーブ62とが、軸受け63を介して相対回転自在の状態で連結され、第1連結用スリーブ61に太陽歯車51が形成された構成となっている。切替機構6をスライドさせることにより出力軸4を高速回転および低速回転の状態に切り替えることができる。遊星歯車減速機構5の全体をスライドさせて切り替える場合に比べて、スライドする部位が小さくて済み、そのための移動スペースも少なくて済むので、装置の小型化、コンパクト化に有利である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
中空ロータを備えたモータと、 前記中空ロータの中空部を回転自在の状態で同軸状に貫通している出力軸と、 前記中空ロータの回転を減速して前記出力軸に伝達するための遊星歯車減速機構と、 前記出力軸の外周面に沿ってその中心軸線方向における高速モード位置および低速モード位置にスライド可能な切替機構とを有し、 前記切替機構は、第1連結用スリーブおよび第2連結用スリーブを備え、これら第1および第2連結用スリーブは軸受けを介して相対回転自在の状態で同軸状態に連結され、前記第1連結用スリーブの外周面には前記遊星歯車減速機構の太陽歯車が形成されており、 前記高速モード位置では、前記第1連結用スリーブを介して前記出力軸および前記中空ロータが一体回転するように直結状態になり、 前記低速モード位置では、前記第1連結用スリーブと前記出力軸の連結が解除され、当該第1連結用スリーブの前記太陽歯車が前記遊星歯車減速機構の遊星歯車に連結され、前記第2連結用スリーブが前記遊星歯車減速機構の減速回転出力要素である遊星キャリアに連結され、前記中空ロータの回転が前記遊星歯車減速機構を介して減速されて前記出力軸に伝達されることを特徴とする切替式回転駆動装置。
IPC (1件):
B23Q 5/04
FI (1件):
B23Q5/04 510Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特許第3963517号公報
審査官引用 (2件)
  • 工作機械用スピンドル駆動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-064901   出願人:クラウス-デイーター・クレメント
  • 工作機械変速機
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2006-535980   出願人:ツェットエフフリードリッヒスハーフェンアクチエンゲゼルシャフト

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