特許
J-GLOBAL ID:200903060916987666

遊星変速機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-040386
公開番号(公開出願番号):特開2000-240771
出願日: 1999年02月18日
公開日(公表日): 2000年09月05日
要約:
【要約】【課題】従来の遊星ギヤ機構を停止すると、潤滑剤が下降し、高位にある遊星ギヤの摺動部周辺に潤滑剤を保持できない。次に始動したときに潤滑剤が不足し、焼き付きを生ずるおそれがある。【解決手段】遊星変速機構及びポンプが停止すると、図2(a)に示すように運転中に生じていた遠心力やポンプによる送給圧P1が、図2(b)に示すようになくなる。軸心Cよりも上位に位置する支軸7では、弁体21が自重Wにより下降し、弁座20に当接して弁19を閉じる。これにより上位の潤滑剤溜め部14から下位の導入路16を通して潤滑剤が下降流出することが防止できる結果、潤滑剤溜め部14に潤滑剤を保持できる。
請求項(抜粋):
外輪部材と内輪部材との間にトルク伝達可能に介在する複数の環状の遊星部材と、支持板、及びこの支持板に固定され対応する遊星部材にそれぞれ挿通されて対応する遊星部材を回動自在に支持する複数の支軸を含むキャリアと、各支軸の外周面と対応する遊星部材の内周面との間に介在する複数の転動体と、各支軸の内部に形成され、潤滑剤を溜める潤滑剤溜め部と、各潤滑剤溜め部に送給圧が与えられた潤滑剤を導入する導入路と、各支軸の内部に形成され、潤滑剤溜め部から転動体へ潤滑剤を導出する導出路と、潤滑剤の送給圧がなくなったときに、各潤滑剤溜め部から対応する導入路を通して潤滑剤が下降流出することを防止する弁手段とを備えることを特徴とする遊星変速機構。
IPC (2件):
F16H 57/04 ,  F16H 13/08
FI (3件):
F16H 57/04 D ,  F16H 57/04 J ,  F16H 13/08 Z
Fターム (30件):
3J051AA01 ,  3J051BA03 ,  3J051BB08 ,  3J051BC01 ,  3J051BD02 ,  3J051BE03 ,  3J051EC00 ,  3J051ED08 ,  3J063AB12 ,  3J063AB35 ,  3J063AC01 ,  3J063BA11 ,  3J063BB23 ,  3J063BB41 ,  3J063CA01 ,  3J063CB03 ,  3J063CB04 ,  3J063CB05 ,  3J063CB06 ,  3J063CB36 ,  3J063CB48 ,  3J063CD02 ,  3J063CD70 ,  3J063XD03 ,  3J063XD42 ,  3J063XD43 ,  3J063XD73 ,  3J063XE14 ,  3J063XE15 ,  3J063XF14
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭55-145888

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