特許
J-GLOBAL ID:200903060940671432

偏向型カテーテル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-507189
公開番号(公開出願番号):特表平9-504445
出願日: 1994年08月15日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】改良に係るステアリング可能な電気生理学的カテーテル(110)は、カテーテル本体を貫通して伸長する細長い巻き付けワイヤーコイル(72)を特徴としている。該コイルは、カテーテル本体を貫通して伸長するプル・ワイヤー(54)に張力を加える間に、カテーテルが曲がらずに反動的な圧縮荷重に耐えると共に、該カテーテルの基端の回転方向に応答して末端の先端の回転位置の忠実度を向上させ得るよう、カテーテル本体の基端からその末端までトルクを伝達し得るような構造とされている。該コイルは、曲がったときのカテーテル本体の共通の長さに略沿って、カテーテル本体の内側と摩擦トルク伝達関係にある。該カテーテルには、片手で操作可能なように作動距離を長くすることが出来る、増強スローを設けることが出来る。
請求項(抜粋):
カテーテル内のプル・ワイヤーに応答して、一つの面で偏向可能な末端の先端部分を有する型式の軸方向に細長いステアリング可能なカテーテルであって、長手方向軸線を中心として該先端部分の回転方向を変更し得るようにその基端部分にてトルクを受け入れ得るようにした、前記ステアリング可能なカテーテルにして、 細長い可撓性の外側の中空カテーテル本体と、 該中空のカテーテル本体に関して偏向し得る偏向可能な先端部分と、 前記先端部分が偏向する箇所である領域の末端方向における、前記偏向可能な先端部分の領域まで前記カテーテルを貫通して伸長するプル・ワイヤーであって、前記偏向可能な部分に張力を加えて、先端を偏向させ得るよう配置された前記プル・ワイヤーと、 前記中空のカテーテル本体を貫通して伸長する細長い巻き付けワイヤーコイルとを備え、 該コイルが、前記プル・ワイヤーに張力が加わる間に、前記カテーテル本体が曲がらずに反動的な圧縮荷重に耐えると共に、カテーテルの基端部分の回転方向の変化に応答して、前記長手方向軸線に沿って前記カテーテルの基端部分から末端の先端部分までトルクを伝達し、末端の先端部分の回転位置の忠実度を向上させ得るような構造及び配置とされ、 前記コイルが、前記カテーテル本体及び前記コイルの略共通の長さに沿って前記中空の軸部の内部とトルク伝達関係にあり、前記カテーテルが前記本体内で曲がったとき、回転抗力が前記カテーテル本体に付与されて、末端の先端部分が基端部分に遅れるようにし、 前記コイルが、前記中空の軸部にトルクを付与して、前記カテーテルの前記基端から前記末端部分まで回転位置を極めて忠実に伝達し得るようにしたことを特徴とする、軸方向に細長いステアリング可能なカテーテル。
IPC (4件):
A61M 25/01 ,  A61B 5/0408 ,  A61B 5/0478 ,  A61B 5/0492
FI (2件):
A61M 25/00 309 B ,  A61B 5/04 300 J
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開平2-029265
  • 特開平2-029265
  • 特開昭63-115532
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