油圧ポンプ

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：石田敬 (外3名)
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-514379
公開番号（公開出願番号）：特表平9-505125
出願日： 1994年10月27日
公開日（公表日）： 1997年05月20日
要約：

【要約】油圧ポンプは、ピストン(63)を軸方向へ往復駆動する手段(2、3、4)を有したポンプハウジングブロック(1)と、ピストン受容シリンダ(5)と、シリンダ(5)に接続されてシリンダに対し作動油をそれぞれ導入及び排出する入口及び出口通路(8、10)とを備える。それら通路(8、10)の各々は、各通路内での作動媒体の流動方向を決定する逆止弁(9、11)をそれぞれに備える。シリンダ(5)は、ポンプハウジングブロック(1)内に延び、容易に到達する位置でポンプハウジングブロック(1)の外側に開口する。シリンダライナ(61)は、ポンプハウジングブロックの外側からシリンダ(5)内に取外し可能に挿入でき、シリンダ壁に当接される。脱離可能な掛止装置は、シリンダライナ(61)がシリンダから離れることを防止する。シリンダライナ(61)は、その外套壁を貫通する少なくとも1つの径方向孔を有し、この孔(616)が、シリンダライナ(61)の中空内部(615)とポンプハウジングブロック(1)の入口及び出口通路(8、10)との間を流通させる。シリンダライナ(61)、ピストン(63)及びピストン戻りばね(62)は、例えば固定環からなる掛止装置を脱離した後に、容易に取外して交換できる。

請求項（抜粋）：

ポンプハウジングブロック(1)と、ピストン(63)を軸方向へ往復駆動する手段(2、3、4)と、前記ポンプハウジングブロック(1)に形成されてピストン(63)を受容するシリンダ穴(5)と、該シリンダ穴(5)の壁に連結されて作動油をそれぞれ導入及び排出するように作用する入口及び出口通路(8、10)とを備え、それら通路(8、10)が、各通路内での作動媒体の流動方向を決定する逆止弁(9、10)をそれぞれに備え、第1ピストン(63)と協働するシリンダライナが、前記シリンダ穴内に脱離可能に挿入されて該シリンダ穴の壁に支持され、該シリンダライナが、その外套壁を貫通する少なくとも1つの孔(616)を有して前記シリンダ穴を被覆し、該孔(616)が、前記シリンダライナの中空内部(615)と前記ポンプハウジングブロック(1)の前記入口及び出口通路(8、10)との間に流体流通を確立し、前記シリンダライナ(61)、前記ピストン(63)、及びそれらの間で作用するばね(62)が、交換可能な挿入組立体を構成する油圧ポンプにおいて、脱離可能な掛止装置(7)が、ピストン作動方向における前記シリンダライナの外側に配置されて、前記挿入組立体を、前記ポンプハウジングブロック(1)の外側に開口する前記シリンダ穴(5)内に固定するように作用し、それにより前記挿入組立体が、前記掛止装置(7)の脱離後に容易に取外して交換できるように構成されたことを特徴とする油圧ポンプ。

IPC (3件)：

F04B 9/04 , F04B 39/14 , F04B 53/16

FI (3件)：

F04B 9/04 C , F04B 39/14 , F04B 21/08 B

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