特許
J-GLOBAL ID:200903060948417527

フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-350942
公開番号(公開出願番号):特開平10-237129
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 溶封可能な層として作用しうるシクロオレフィンコポリマーフィルムを提供すること。【解決手段】 本発明は、フィルムを製造するためのシクロオレフィンコポリマーの使用に関する。シクロオレフィンコポリマーのために、溶封可能な層を有さない二軸延伸したフィルムを互いに強固に接合できる条件が見いだされた。これに関して判明したフィルム温度はガラス転移温度より5〜70°C高く、判明した時間は0.1秒から10秒であった。本発明の結果、シクロオレフィンコポリマーから作られ、50μm以下の厚さを有する層が、溶封可能な層として初めて使用され、より高いガラス転移温度を有するシクロオレフィンコポリマーの代わりになる。
請求項(抜粋):
シクロオレフィンポリマーの全重量に基づいて0.1〜100重量%、好ましくは0.1〜99.9重量%のポリマー化単位であって、式I、II、II’、III、IV、V又はVIに示される環状オレフィンの少なくとも一つからなるものと、【化1】【化2】(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR8は、同一又は異なって、水素、若しくは、直鎖若しくは分枝状C1〜C8アルキル基、C6〜C18アリール基、C7〜C20アルキレンアリール基、環状若しくは非環状C2〜C20アルケニル基のような、C1〜C20炭化水素基であり、又は、飽和、不飽和若しくは芳香族環を形成し、ここで、R1〜R8に示される同一の基が、異なる式I〜VI中で異なってもよく;nは、0〜5である。)前記シクロオレフィンコポリマーの全構造に基づいて0〜99.9モル%のポリマー化単位であって、式VIIに示される非環状オレフィンの1以上から誘導されるものと、【化3】(式中、R9、R10、R11及びR12は、同一又は異なって、水素、又は、C1〜C8アルキル基、若しくは、C6〜C18アリール基のような、直鎖若しくは分枝状の飽和若しくは不飽和C1〜C20炭化水素基である。)を含むポリマーのクラスから選ばれた、少なくとも一つのシクロオレフィンコポリマーを含む一層又は多層の溶封可能なフィルムであって、前記フィルムが、ガラス転移温度より5〜70°C高いフィルム温度で封止可能である、一層又は多層の溶封可能なフィルム。
IPC (7件):
C08F 32/08 ,  B29C 55/02 ,  C08J 5/18 CES ,  C08F 4/642 ,  B29K 23:00 ,  B29L 7:00 ,  C08L 23:00
FI (4件):
C08F 32/08 ,  B29C 55/02 ,  C08J 5/18 CES ,  C08F 4/642
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-289637
  • 特開平2-289637

前のページに戻る