特許
J-GLOBAL ID:200903060949588708

電子磁気コンパス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-182088
公開番号(公開出願番号):特開2000-009468
出願日: 1998年06月29日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】 3軸磁気センサを用いた電子磁気コンパスで3軸補正を行うことは困難である。【解決手段】 z軸の地磁気を各方位で一定にする補正するための補正係数S1を演算し、次いで、x,y方向の地磁気がなす楕円形状の出力円を円に正規化するための補正係数S2を演算し、正規化された出力円の中心を原点に移動するためのオフセット値hx、hyを演算し、最後にz軸のオフセット値hzを演算して補正用データを作成しておき、測定した磁気方位をこれらの補正用データを用いて段階的に補正する。
請求項(抜粋):
3軸の地磁気H(x,y,z)を検出する3軸磁気センサとピッチおよびロールの傾斜角k(p,r)を検出する2軸傾斜センサを用いた電子磁気センサであって、360°旋回する間に前記両センサで検出したデータを記憶する記憶手段(4,5)と、前記記憶手段のデータに基づき、z軸の地磁気データを各方位で一定にするための補正係数S1、x,y軸の地磁気がなす出力円を楕円から円に正規化するための補正係数S2、正規化された出力円の中心を原点に移動するためのオフセット値hx,hy、および傾斜角と水平方向の誤差(残差)から得られるz軸のオフセット値hzを求める補正用データ作成部(6)と、補正用データ作成部で作成したデータを記憶する方位補正テーブル(7)と、測定モード時に検出される磁気データH(x,y,z)を前記係数S1で補正してH1(x,y,z)を得るz軸ソフトアイロン補正手段、前記磁気データH1(x,y,z)を前記オフセットhx,hy,hzで補正してH2(x,y,z)を得るハードアイロン補正手段、前記磁気データH2(x,y,z)を前記係数S2で補正して磁気データH3(x,y,z)を得るx,y軸ソフトアイロン補正手段、前記磁気データH3(x,y,z)とこの測定モード時に検出した傾斜角kとから磁気方位θmを出力する3軸方位演算手段を含む磁気方位補正部(8)とを備えたことを特徴とする電子磁気コンパス。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 方位出力装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-107125   出願人:ソニー株式会社
  • 方位検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-007785   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開昭61-254817

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