特許
J-GLOBAL ID:200903060954231621

脱硫排水中の重金属類生物処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤本 英介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-238004
公開番号(公開出願番号):特開2001-062486
出願日: 1999年08月25日
公開日(公表日): 2001年03月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 脱硫排水中のセレン含有量を規制値の0.1mg/l以下にまで低減させ、且つ、全菌体を含む活性汚泥と凝集された重金属類との回収が容易な処理方法を提供する。【解決手段】 脱硫排水を好気性条件下で活性汚泥処理してアンモニア等を硝酸その他へ酸化させる硝化槽2と、嫌気性条件下で活性汚泥処理して硝酸を窒素ガスへ還元させる脱窒槽3とを直列に組み合わせた硝化脱窒法において、?@上記の放流ライン6に、周りをメッシュ網で筒状に包囲した炭素繊維集合体11を吊り下げた処理槽10を設け、該処理槽を嫌気性条件下に保持してセレン還元菌等を含む活性汚泥を該炭素繊維集合体に自己吸着で凝集・濃縮させ、外部から有機物を供給してセレンを含む重金属類を該炭素繊維集合体に凝集・濃縮させた活性汚泥に還元吸着させて分離処理する。
請求項(抜粋):
脱硫排水を好気性条件下で活性汚泥処理して、活性汚泥中に存在する硝化菌(亜硝酸菌と硝酸菌)によってアンモニア等を硝酸その他へ酸化させる硝化槽と、嫌気性条件下で活性汚泥処理して、活性汚泥中に存在する脱窒菌と外部からの有機物供給によって硝酸を窒素ガスへ還元させる脱窒槽とを直列に組み合わせ、最終沈殿槽から処理水を放流する硝化脱窒法において、上記の最終沈殿槽からの処理水放流ラインに、周りをメッシュ網で筒状に包囲した炭素繊維集合体を吊り下げた処理槽を設け、該処理槽を嫌気性条件下に保持してセレン還元菌等を含む活性汚泥を該炭素繊維集合体に自己吸着で凝集・濃縮させ、それに外部から有機物を供給し、沈殿槽からの処理水中に含有されるセレンを含む重金属類を該炭素繊維集合体に凝集・濃縮させた活性汚泥に還元吸着させて分離処理することを特徴とする脱硫排水中の重金属類生物処理方法。
IPC (8件):
C02F 3/30 ,  B01D 53/50 ,  B01D 53/77 ,  C02F 3/10 ,  C02F 3/12 ,  C02F 3/28 ,  C02F 3/34 ,  C02F 3/34 101
FI (7件):
C02F 3/30 Z ,  C02F 3/10 Z ,  C02F 3/12 V ,  C02F 3/28 B ,  C02F 3/34 Z ,  C02F 3/34 101 A ,  B01D 53/34 125 R
Fターム (12件):
4D002AA02 ,  4D002AB01 ,  4D002BA02 ,  4D003AA01 ,  4D003AB02 ,  4D003EA18 ,  4D028AA08 ,  4D028BB02 ,  4D040BB02 ,  4D040BB42 ,  4D040DD01 ,  4D040DD20

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