特許
J-GLOBAL ID:200903060958636596

偏流を防止する鋳造用ノズル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小堀 益
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-104110
公開番号(公開出願番号):特開平7-308764
出願日: 1994年05月18日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 溶融金属の鋳造において、注入される溶融金属の流量制御手段による流入開口の位置に関係することなく、鋳型内に浸漬されたノズルの流下孔内における偏流に起因する各吐出口からの吐出流の不均一を完全に防止することができる鋳造用ノズルの提供。【構成】 下端部を鋳型内の溶融金属に浸漬して使用する鋳造用ノズルは、ノズル内孔内に断面形状が台形あるいは錐形の溶融金属の流れを垂直に案内する案内突起をノズル内孔周面に複数個ノズルの軸線方向に配置し、ノズル内孔の径を上部開口の径よりも下方に向かってその径を小さく絞った形状に形成し、吐出口に面した内孔の下端に外方に拡がった段部を内孔面に設け、それぞれ、案内突起と内孔の絞りの条件を特定した。これによって、ノズル孔内における容器からノズル内に溶融金属の流量を制御するスライディングノズルプレート、ストッパー等の流量制御機構によって発生する偏流に起因する各吐出口からの吐出流量の不均一を完全に防止できる。
請求項(抜粋):
下端部を鋳型内の溶融金属に浸漬して使用する鋳造用ノズルであって、ノズル内孔内に横断面形状が台形あるいは錐形でノズルの軸線方向に縦長い形状を有し、溶融金属の流れを垂直に案内する案内突起をノズル内孔周面に複数個ノズルの軸線方向に配置し、ノズル内孔の径を上部開口の径よりも下方に向かってその径を小さく絞った形状に形成し、吐出口に面した内孔の下端に外方に拡がった段部を内孔面に設けたことを特徴とする偏流(吐出流の偏り)を防止する鋳造用ノズル。
IPC (2件):
B22D 41/50 520 ,  B22D 11/10 330

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