特許
J-GLOBAL ID:200903060960714898

冷凍サイクル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-281227
公開番号(公開出願番号):特開2003-090651
出願日: 2001年09月17日
公開日(公表日): 2003年03月28日
要約:
【要約】【課題】 冷媒圧縮機の吐出口より吐出される冷媒の吐出温度を任意の温度範囲内で制御することのできる超臨界蒸気圧縮式ヒートポンプサイクルを提供する。【解決手段】 超臨界蒸気圧縮式ヒートポンプサイクルのアキュームレータ7の貯留室22内の導出パイプ10の上部の適正位置に冷媒液戻し穴32を設けている。具体的には、冷媒液戻し穴32を、室外空気の温度が低温の時、つまり液戻しが必要な運転の時に、冷媒液で覆われる位置で、且つ室外空気の温度が高温の時、つまり液戻しが不要な運転の時に、冷媒液で覆われない位置に設けている。それによって、液戻しが必要な運転の時に、冷媒液の戻し量が多くなるので、冷媒圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度を低減させることができる。また、液戻しが不要な運転の時に、冷媒液の戻し量がゼロとなるので、冷媒圧縮機から吐出される冷媒の吐出温度を上昇させることができる。
請求項(抜粋):
非吸熱流体より吸熱して冷媒を蒸発気化させる冷媒蒸発器と、この冷媒蒸発器より流入した冷媒を一時的に貯留するための貯留室を有するアキュームレータと、このアキュームレータの内部に差し込まれて、前記アキュームレータの貯留室内より主に冷媒ガスを前記冷媒圧縮機に供給するための導出管と、この導出管を経て前記アキュームレータより吸入した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機とを備え、冷媒の高圧圧力が冷媒の臨界圧力以上となる超臨界蒸気圧縮式の冷凍サイクル装置において、前記アキュームレータの貯留室内の前記導出管の上部には、前記アキュームレータの貯留室内より冷媒液を前記導出管内に導入するための1個以上の冷媒液戻し穴が設けられ、前記冷媒液戻し穴の開口面積の総計を、前記導出管の上端で開口した開口部の開口面積よりも小さくしたことを特徴とする冷凍サイクル装置。
IPC (3件):
F25B 43/00 ,  F24H 1/00 611 ,  F24H 1/00
FI (4件):
F25B 43/00 E ,  F25B 43/00 D ,  F24H 1/00 611 A ,  F24H 1/00 611 Q

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