特許
J-GLOBAL ID:200903060975834350

ガス放電表示装置の蛍光体層形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-128933
公開番号(公開出願番号):特開2000-323031
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】隔壁端部近傍における蛍光体層厚みが薄くなることを好適に抑制し得るガス放電表示装置の蛍光体層形成方法を提供する。【解決手段】蛍光体層42を形成するに際して、蛍光体ペースト塗布工程においては、堰止め突設工程で背面板14上に堰止め46が突設された状態で蛍光体ペースト48が塗布される。このとき、堰止め46は隔壁18の端部に略密接し且つその長手方向に垂直に伸びて形成されることから、隔壁18間を満たすように塗布される流動性の高い蛍光体ペースト48が隔壁18端部から流れ出ることが、その堰止め46によって抑制される。したがって、その端部近傍においても塗布された蛍光体ペースト48がそのまま内側位置と同様な厚さで保持されるため、その蛍光体ペースト48から乾燥処理を経て形成される蛍光体層42の厚さは隔壁18の端部まで略一様となって、その端部近傍において蛍光体層42の厚さが薄くなることが好適に抑制される。
請求項(抜粋):
基板の表面から突設された隔壁によって区画形成された複数の放電空間内でガス放電を発生させることにより、その放電空間内に備えられた蛍光体層を励起して発光させる形式のガス放電表示装置を製造するに際して、蛍光体粉末を所定の液中に分散させた蛍光体ペーストを前記隔壁相互の間に塗布してその隔壁相互間をその蛍光体ペーストで満たす蛍光体ペースト塗布工程と、その蛍光体ペーストを乾燥処理して前記液を蒸発させることにより前記基板の表面および前記隔壁の側面に所定厚さの蛍光体層を形成する乾燥工程とを含む工程によって前記放電空間内に前記蛍光体層を形成する方法であって、前記蛍光体ペースト塗布工程に先立って実施され、前記複数本の隔壁の端部に略密接し且つその長手方向と垂直な方向に沿って伸びる所定高さの堰止めを前記基板上に突設する堰止め突設工程を含むことを特徴とするガス放電表示装置の蛍光体層形成方法。
IPC (2件):
H01J 9/227 ,  H01J 11/02
FI (2件):
H01J 9/227 E ,  H01J 11/02 B
Fターム (15件):
5C028FF16 ,  5C028HH14 ,  5C040FA01 ,  5C040GA03 ,  5C040GB02 ,  5C040GF12 ,  5C040GG09 ,  5C040HA01 ,  5C040JA13 ,  5C040KA13 ,  5C040LA02 ,  5C040MA03 ,  5C040MA22 ,  5C040MA23 ,  5C040MA24

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