特許
J-GLOBAL ID:200903060985493896
差動摩擦ローラ減速装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 新 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-253759
公開番号(公開出願番号):特開2002-061727
出願日: 2000年08月24日
公開日(公表日): 2002年02月28日
要約:
【要約】【課題】 転がり軸受が、摩耗しても動力伝達能力を失うことのない静粛でコンパクトな高減速比の差動摩擦ローラ減速装置を提供する。【解決手段】 差動摩擦ローラ減速機を、入力軸と出力軸を同心に回転自由に支えるケーシングと、その中心軸に平行で偏心方向の軸幅が偏心方向に直角方向の軸幅より小さい偏心軸を設けた入力軸と、外周を摩擦ローラ面とし側面に複数の通し孔が開けられた摩擦ローラと、摩擦ローラの中心に偏心軸との間に設けられた転がり軸受と、ケーシング内に固設された摩擦内ローラと、偏心軸と転がり軸受との間に設けられ摩擦ローラを摩擦内ローラに圧接させる圧し出し手段と、通し孔と係合して摩擦ローラからトルクを伝達する伝動軸を固設した円板と一体の出力軸とを有してなるように構成し、静粛で、高減速比の長期間の動力伝達性能を得た。
請求項(抜粋):
ケーシングに軸受を介して回転自由に支持され、回転中心軸に平行で偏心方向の軸幅が偏心方向に直角の軸幅より小さい偏心軸を設けた入力軸と、外周に摩擦ローラ面が形成され側面の同一ピッチ円上の等角度の位置に前記入力軸方向の複数の通し孔が開けられ中心部に貫通孔を有する円板状の摩擦ローラと、同摩擦ローラの貫通孔に圧嵌し前記偏心軸との間に設けられた転がり軸受と、前記ケーシング内に前記入力軸と同心に且つ前記摩擦ローラを囲む位置に固設された摩擦内ローラと、前記偏心軸と前記転がり軸受との間に設けられ同転がり軸受を介して前記摩擦ローラを偏心方向へ圧し出して摩擦内ローラに圧接させる圧し出し手段と、前記複数の通し孔のそれぞれと係合して摩擦ローラからトルクを伝達する複数の伝動軸を前記通し孔と同一半径のピッチ円上の等角度の位置に固設した円板と、同円板と一体構造でケーシングに軸受を介して回転自由に前記入力軸と同心に支えられる出力軸とを有してなることを特徴とする差動摩擦ローラ減速装置。
Fターム (8件):
3J051BA03
, 3J051BB06
, 3J051BC01
, 3J051BD02
, 3J051BE03
, 3J051EA01
, 3J051EB03
, 3J051ED02
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭53-104069
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偏心揺動型変速機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平10-299294
出願人:帝人製機株式会社
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特開昭53-057356
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