特許
J-GLOBAL ID:200903060990723921
圧電トランスの駆動方法及び駆動装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-300237
公開番号(公開出願番号):特開平11-136931
出願日: 1997年10月31日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 従来は、可変範囲の広い出力電圧が得られない。また、駆動波形ひずみの発生により、信頼性に問題がある。【解決手段】 圧電トランス13の昇圧比を制御する第1の制御方法と、圧電トランス13の駆動波形を制御する第2の制御方法の2つの方法を併用する。制御方法を切り換えるしきい値は、ヒステリシス特性を持たせて、駆動周波数不定を無くし、固有周波数での駆動を避ける。電源電圧が一定の時、不具合の発生する固有周波数に到達するまでは、検出用抵抗16の抵抗値を可変し駆動周波数を高くしていき、最大出力電圧時の昇圧比から低下させ、固有周波数に到達すると、出力電圧を変えずに駆動周波数を低下させるため駆動回路12への電力供給を減少し駆動波形の振幅を小さくする。この振幅の小さい状態で再度検出用抵抗16の抵抗値を可変し駆動周波数を固有周波数まで動かし最小出力電圧を得る。
請求項(抜粋):
圧電トランスの駆動波形を共振周波数よりも高い周波数領域において高い周波数に増加していき、前記圧電トランスの駆動波形が非ゼロ電圧スイッチング波形若しくは高調波の重畳した波形となる固有の駆動周波数に至った時に、該駆動波形の振幅を小に切り換え制御し、かつ、前記駆動周波数を前記固有の駆動周波数よりも低い周波数として前記圧電トランスを駆動し、前記駆動波形の振幅が小の状態で駆動周波数が前記共振周波数付近の所定周波数に至った時には、該駆動波形の振幅を大に切り換え制御し、かつ、前記駆動周波数を前記共振周波数よりも高い周波数として前記圧電トランスを駆動し、更に電源電圧が一定の時に、前記駆動波形の振幅を小に切り換え制御する時の出力電圧が、前記駆動波形の振幅を大に切り換え制御する時の出力電圧よりも低い電圧値で切り換えることを特徴とする圧電トランスの駆動方法。
IPC (5件):
H02M 3/24
, G02F 1/133 535
, H01L 41/107
, H02M 7/48
, H05B 41/24
FI (5件):
H02M 3/24 H
, G02F 1/133 535
, H02M 7/48 E
, H05B 41/24 Z
, H01L 41/08 A
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