特許
J-GLOBAL ID:200903060997020497

ディジタル復調装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-304271
公開番号(公開出願番号):特開平8-139775
出願日: 1994年11月14日
公開日(公表日): 1996年05月31日
要約:
【要約】【目的】ビットエラーレートの変動に関わらず極めて短時間に復調のタイミングポイントを検出し、良好な復調信号を得ることが可能なディジタル復調装置を提供する。【構成】相関判定手段と補正量検出部との間に切り換え部を設け、該切り換え部はビットエラー推定手段の出力に基づいて相関検出手段と補正量検出手段との接続状態を切り換えて、ビットエラーレートが大きい場合には最大の相関およびこれに次いで大きい相関を呈する相関データの2出力を選択し、ビットエラーが小さい場合には前記2出力に次いで順次大きい相関を呈する相関データの2出力を選択するので、ビットエラーレートが小さい場合であっても確実に正しいタイミングポイントを検出することができる
請求項(抜粋):
変調波を所定の検波手段により検波した検波信号を、タイミングクロック信号に基づき、復調するディジタル復調装置に於いて、復調過程の信号を単位データ周期(シンボル周期)毎に予め設定した複数個の抽出ポイントにてサンプリングし、相隣接する2つの抽出ポイント毎の相関を検出する相関検出手段と、該相関検出手段により検出された相関の大小を比較し最大となる抽出ポイント対及びこれに次いで相関が大きい抽出ポイント対を判定すると共に該判定に基づきタイミングクロック信号を生成する相関判定手段と、検出した相関の分布に基づいてビットエラーレートを推定するビットエラーレート推定部と、前記ビットエラー推定結果に基づいて位相ズレの補正に最適な2つの抽出ポイント対を選択する切り換え部と、前記2つの抽出ポイント対より検出される相関が等しくなるように前記復調過程の信号の位相をシフトする位相シフト手段とを具備したことを特徴とするディジタル復調装置。

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