特許
J-GLOBAL ID:200903061000849531
撮像装置及びカラー画像信号の処理方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-306788
公開番号(公開出願番号):特開平10-150668
出願日: 1996年11月18日
公開日(公表日): 1998年06月02日
要約:
【要約】【課題】 電子シャッタ等の諸機能を犠牲にすることなく、安価でかつ高解像度を得ることができる。【解決手段】 適応補間処理回路19は、DSP15でホワイトバランス調整の施された画像データR,G,Bが供給され、図示しない内部メモリでRG画像を合成する。適応補間処理回路19は、縦,横,斜めの各方向の相関度を計算した後、相関度が最大となる方向においてRG画像に基づいて補間を行えば、それに直交する方向にLPF処理を施すことにはならないので、直交方向の解像度を劣化させない。すなわち適応補間処理回路19は、補間すべき部分の周辺の画像データの相関に応じて適応的に補間することで、解像度の向上を図ることができる。
請求項(抜粋):
3原色にそれぞれ対応して市松模様状に配列された画素の色信号をそれぞれ出力する撮像部と、上記撮像部が出力した各色信号のうち特定の2原色の各色信号を取り込んで記憶する記憶手段と、上記記憶手段に取り込んだ各色信号に対応する画素によって囲まれる画素を輝度信号の補間箇所とし、前記補間箇所を挟んで位置する各画素の相関度の大きい方向に位置する画素の各色信号に基づいて、上記補間箇所の画素の輝度信号を補間することにより補間処理済みの輝度信号を生成する補間処理手段と、補間済みの輝度信号の低域成分を除去して高域輝度信号を生成するハイパスフィルタと、上記高域輝度信号と上記撮像部で生成された3原色の各色信号とを合成する合成手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
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