特許
J-GLOBAL ID:200903061010742000

溶接構造物の溶接変形制御方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 波多野 久 ,  関口 俊三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-278195
公開番号(公開出願番号):特開2004-114064
出願日: 2002年09月24日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】変形拘束治具の剛性や位置以外の因子を含めた溶接構造物の溶接変形、残留応力の最適化評価方法を構築し、複雑形状の溶接構造物の溶接変形、残留応力分布の最適化を図ったもの。【解決手段】本発明に係る溶接構造物の溶接変形制御方法および装置20は、半環状の被溶接部材3,4同士の内外側面を周方向に溶接して製造される溶接構造物の溶接変形、残留応力分布の最適化を図るものである。この溶接変形制御装置20は、溶接構造物1の溶接変形量を固有ひずみ法を用いて導出する固有ひずみ解析手段10と、溶接構造物1の溶接変形許容量を算出する変形許容値算出手段11と、溶接構造物1の溶接変形量と溶接変形許容量とを比較演算処理し、変形拘束治具2以外の因子を含めて溶接構造物11の溶接変形、残留応力分布の最適化を図る溶接変形最適化手段22とを備えたものである。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
半環状の被溶接部材同士の内外側面を周方向に溶接して半環状溶接構造物を製造する際、 溶接構造物の溶接変形許容値と固有ひずみ法により導出される溶接構造物の溶接変形量とを比較して溶接構造物に必要な変形修正量を算出する一方、 この変形修正量を得るための修正固有ひずみ分布を計算し、上記修正固有ひずみ分布を得るための溶接構造物の溶接条件、拘束条件を決定し、 溶接構造物の溶接条件、拘束条件から変形拘束治具以外の因子を含めた溶接構造物の溶接変形の最適化を行なうことを特徴とする溶接構造物の溶接変形制御方法。
IPC (2件):
B23K31/00 ,  B23K9/095
FI (2件):
B23K31/00 H ,  B23K9/095 501A

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