特許
J-GLOBAL ID:200903061011274999

仮想空間における動作入力方法および装置およびその動作入力プログラムを記録した記録媒体および仮想空間システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-042335
公開番号(公開出願番号):特開2001-236520
出願日: 2000年02月21日
公開日(公表日): 2001年08月31日
要約:
【要約】【課題】 少ないマーカーやセンサで利用者の動作を認識し、仮想空間内の分身を利用者の動作通りにほぼ動作させる動作入力装置、方法を提供する。【解決手段】 まず、利用者の頭、両手首、背中に取り付けた磁気センサにより、頭と手首と中心点の三次元位置、方向を検出する。次に両手を広げてキャリブレーションを行い、センサの方向を合わせ、頭の磁気センサ位置から分身の大きさを算出する。次に、算出した大きさと検出した位置と方向の分身情報を他の利用者の画像表示端末装置に伝送する。各画像表示端末装置では、分身情報に基づいて、分身の肩の位置、方向を算出し、手首の位置と方向からインバースキネマティクスの数値計算法を用いて腕の各関節の移動位置と方向を予測する。この計算結果と分身情報から分身を動作させた仮想空間を生成し、ディスプレイに三次元仮想空間を表示する。
請求項(抜粋):
各利用者を分身として表示し、利用者は分身を操作することで利用者の意思で自由に移動ができる三次元仮想空間を表現すると共に、仮想空間内において三次元の物体および他の利用者の分身を含む三次元オブジェクトを表現することができる端末装置をネットワークにより複数台接続し、複数の利用者が遠隔地において仮想空間内でコミュニケーションを図る仮想空間システムにおいて、利用者の身体の末端と中心点の位置と方向を検出する位置方向検出過程と、利用者がキャリブレーションを行い利用者に合わせて利用者の分身の大きさを計算する分身の大きさ計算過程と、前記分身の大きさ計算過程より得られた分身の大きさ情報と前記位置方向検出過程から検出された位置、方向情報を他の利用者の端末装置に伝送する分身情報伝送過程と、前記分身情報伝送過程により伝送された位置、方向情報から遠隔にいる利用者の仮想空間における分身の各関節の位置・回転量を計算する動作計算過程と、前記分身情報伝送過程により伝送された分身の大きさ情報と前記動作計算過程の計算結果に応じて分身を変更・動作させた仮想空間の生成を行う三次元仮想空間生成過程と、前記三次元仮想空間生成過程により生成された仮想空間を表示する三次元仮想空間表示過程とを有することを特徴とする仮想空間における動作入力方法。
Fターム (7件):
5B050BA07 ,  5B050BA08 ,  5B050BA09 ,  5B050CA07 ,  5B050EA13 ,  5B050EA26 ,  5B050FA02
引用特許:
審査官引用 (1件)

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