特許
J-GLOBAL ID:200903061020015831
廃棄ポリ塩化ビニル系樹脂類及びその他の廃棄物を 軽量骨材、及び、軽量コンクリートに再生利用する工法
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-242440
公開番号(公開出願番号):特開2000-044305
出願日: 1998年07月27日
公開日(公表日): 2000年02月15日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】廃棄物を軽量骨材及び軽量コンクリートの材料として再生利用する工法を提供する。【解決手段】廃棄されたポリ塩化ビニルや古紙等を粉砕してA組成物とし、防炎剤及び助剤10〜30重量部をポルトランドセメント系セメント或いはアルミナセメント等の硬化剤100重量部混合してB組成物とし、A組成物100重量部に対してB組成物を10〜35重量部を混合し、これらを加熱・混練・押出が可能な装置によってコンクリート用軽量骨材とする工法、及び、此の骨材C組成物と他の廃棄物の粉砕体E組成物及ひ土壌等硬化用セメント組成物100重量部に商品名フジローズ等を1〜3重量部添加したD組成物を、C:D:Eの重量配合を500:500:200として軽量コンクリートを容易に製造する工法である。
請求項(抜粋):
廃棄されたポリ塩化ビニル系樹脂類を数ミリ程度に細断し、古紙を綿状に粉砕して、ビニル:古紙を重量比10:0〜5:5の割合で混合しA組成物とする。A組成物100重量部に対して、強度増強・耐熱性・耐侯性・耐炎性等を付与する為、固化安定材としてB組成物を10〜35重量部混練する。A組成物及びB組成物を混練する為には、A組成物を加熱して、ビニルを軟化させ、粉体であるB組成物をこれに練り込み、この混練物を押出し成形後、冷却、破砕、粒調してコンクリート用骨材C組成物を得る。補足説明B組成物は、本発明者が平成6年に提出している 特許出願番号:特願平6-201577号(発明の名称)防炎性樹脂組成物を応用使用している。その要約書を転記すれば次の通りである。(要約書)(1)熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂100重量部、(2)水酸化アルミニウム、珪酸ソーダ及び塩化カルシウムからなる群から選ばれた少なくとも1種の防炎剤5〜20重量部及び塩化カルシウム、塩化マグネシウム、軽焼ドロマイト、フジベトン、ポルトランドセメント系セメント類、シリカセメント、アルミナセメント、消石灰、フライアッシュ及びベントナイトからなる群から選ばれた少なくとも1種の助剤を0〜10重量部配合してなる防炎性樹脂組成物。上記防炎性樹脂組成物の(2)及び(3)の防炎剤及び助剤からなる群から選ばれた少なくとも1種を、フジベトン、ポルトランドセメント、フライアッシュセメント、高炉セメント、又はアルミナセメントの何れか1種又は2種の混合セメント100重量部に対して10〜30重量部混合した粉体を本発明のB組成物とする。
IPC (3件):
C04B 18/20 ZAB
, B09B 3/00
, C04B 18/24 ZAB
FI (4件):
C04B 18/20 ZAB
, C04B 18/24 ZAB
, B09B 3/00 301 S
, B09B 3/00 301 W
Fターム (12件):
4D004AA08
, 4D004AA09
, 4D004AA12
, 4D004AA28
, 4D004AC07
, 4D004BA02
, 4D004CA14
, 4D004CC11
, 4D004CC13
, 4D004CC15
, 4D004DA03
, 4D004DA11
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