特許
J-GLOBAL ID:200903061035848503

賦形膜の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 均 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-244572
公開番号(公開出願番号):特開平7-096530
出願日: 1993年09月30日
公開日(公表日): 1995年04月11日
要約:
【要約】【目的】 IABP法バルーン膜などの用途に用いられる賦形膜の製造時において、賦形膜を破損することなく、容易に雄型から引き抜くことが可能で、しかも膜組成が均一で膜特性に優れ、機械的強度に優れた賦形膜を製造する方法を提供すること。【構成】 両端部の内径が中央部の内径よりも小さい薄肉筒形状の賦形膜を製造する方法である。まず、両端部の外径が中央部の外径よりも小さい雄型2の表面に、熱可塑性樹脂の溶媒溶液4の薄膜層を形成する。次に、雄型2の外周に形成された薄膜層を、乾燥させて皮膜6を形成する。その後、雄型2の外周に形成された皮膜6を、この皮膜6を可塑化させる溶液8中に浸し、皮膜を可塑化させる。その後、この可塑化された皮膜6を、雄型2の一方の端部2aから引き抜く。その後、アニール用熱処理する。
請求項(抜粋):
両端部の内径が中央部の内径よりも小さい薄肉筒形状の賦形膜を製造する方法であって、両端部の外径が中央部の外径よりも小さい雄型の表面に、熱可塑性樹脂の溶媒溶液の薄膜層を形成する工程と、前記雄型の外周に形成された薄膜層を、この薄膜層に含まれる溶媒が5重量%未満になるように、乾燥させ、皮膜を形成する工程と、前記雄型の外周に形成された皮膜を、この皮膜を可塑化させる溶液中に浸し、皮膜を可塑化させる工程と、この可塑化された皮膜を、前記雄型の一方の端部から引き抜く工程とを有する賦形膜の製造方法。
IPC (2件):
B29C 41/14 ,  A61M 25/00

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