特許
J-GLOBAL ID:200903061038893224

内燃機関の点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-051246
公開番号(公開出願番号):特開平10-252631
出願日: 1997年03月06日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】取り付け上の制約等を受けにくい簡単な構成で燃焼室内に広範囲に渡る火花放電を生ぜしめて、燃焼室内の混合気の燃焼を短時間で迅速に行うことができ、ひいてはノッキング等を生じることなく内燃機関の性能の向上を図ることができる内燃機関の点火装置を提供する。【解決手段】点火電極5を第1の誘電体である電極保持体6によりシリンダヘッド2に対して絶縁した状態で固設すると共に、ピストン3の頂面に板状の第2の誘電体9を固着し、点火電極5からピストン3の頂面に沿った沿面放電を生ぜしめる。誘電体9は、例えばその誘電率が電極保持体9よりも大きなものを使用することでピストン3の頂面に沿った沿面放電が円滑に生じる。
請求項(抜粋):
シリンダヘッド側に固設された点火電極から、該シリンダヘッドとピストンとの間に形成された燃焼室内に火花放電を生ぜしめて該燃焼室内の混合気に点火する内燃機関の点火装置において、前記点火電極が、前記シリンダヘッドに対して第1の誘電体により絶縁した状態で該シリンダヘッドに固設されると共に、前記ピストンの頂面は、前記点火電極から前記シリンダヘッドへの前記第1の誘電体に沿った放電を抑制しつつ、該点火電極から該ピストンの頂面に沿った沿面放電を生ぜしめるように該ピストンの頂面の少なくとも一部が第2の誘電体により被覆されていることを特徴とする内燃機関の点火装置。
IPC (4件):
F02P 15/04 ,  H01T 13/08 ,  H01T 13/52 ,  F02F 3/00 302
FI (4件):
F02P 15/04 ,  H01T 13/08 ,  H01T 13/52 ,  F02F 3/00 302 Z

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