特許
J-GLOBAL ID:200903061041343952

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-159624
公開番号(公開出願番号):特開平11-005439
出願日: 1997年06月17日
公開日(公表日): 1999年01月12日
要約:
【要約】【課題】 エンジン駆動式のコンプレッサ7へのオイル戻り性能を確保しながらも、コンプレッサ7の定期的なトルク変動を抑えることにより、エンジンEの回転速度が定期的に変動することを防いで、自動車の動力性能および運転性能の悪化を抑えることのできる自動車用空気調和装置を提供する。【解決手段】 先ず、設定温度、内気温度、外気温度および日射量から目標吹出温度を算出し、この算出した目標吹出温度に応じた第1目標エバ後温度(TEO1)を算出する。次に、外気温度または内気温度に応じたオイル戻り限界の第2目標エバ後温度(TEO2)を算出する。そして、第1目標エバ後温度(TEO1)または第2目標エバ後温度(TEO2)のうち小さい方の値を目標エバ後温度(TEO)として、この目標エバ後温度(TEO)と実際のエバ後温度(TE)とが等しくなるように、コンプレッサ7の吐出容量を制御する。
請求項(抜粋):
(a)車室内に空気を送るためのダクトと、(b)このダクト内において車室内に向かう空気流を発生させる送風機と、(c)前記ダクト内を流れる空気を冷媒と熱交換して冷却する冷却用熱交換器、およびこの冷却用熱交換器より吸入した冷媒を圧縮して吐出する冷媒圧縮機を有する冷凍サイクルと、(d)車室内を空調するのに必要な空調環境因子に応じた第1目標冷却度合を決定する第1冷却度合決定手段と、(e)少なくともオイル戻り性能を確保することが可能な第2目標冷却度合を決定する第2冷却度合決定手段と、(f)前記第1目標冷却度合または前記第2目標冷却度合のうち小さい方の値を目標冷却度合とする冷却度合決定手段と、(g)前記冷却用熱交換器による実際の空気冷却度合を検出する冷却度合検出手段と、(h)前記冷却度合決定手段にて決定した目標冷却度合と前記冷却度合検出手段にて検出した実際の空気冷却度合とが等しくなるように、前記冷媒圧縮機より吐出する冷媒の吐出量を制御する圧縮機制御手段とを備えた車両用空気調和装置。
IPC (4件):
B60H 1/32 624 ,  F25B 1/00 361 ,  F25B 1/00 371 ,  F25B 1/00 387
FI (4件):
B60H 1/32 624 Z ,  F25B 1/00 361 G ,  F25B 1/00 371 Z ,  F25B 1/00 387 L
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-217321
  • 特開平1-147260
  • 特開平3-217321
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