特許
J-GLOBAL ID:200903061045362285

コンピュータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-205684
公開番号(公開出願番号):特開平9-054750
出願日: 1995年08月11日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】2つのPCIエージェントに跨がるリードデータ転送が要求された場合におけるターゲットアボートによるエラー終了を防止する。【解決手段】PCIバス104に接続されたブリッジ装置105とI/Oデバイス108の間にローカルルールが決められており、2つの装置に跨がるリードデータ転送が要求された場合には、それらブリッジ装置105とI/Oデバイス108によって互いに異なるデータパスが利用される。また、I/Oデバイス108にはリードスヌープ機能が設けられており、このリードスヌープ機能によって前述のリードデータ転送が要求されたことを検出できる。よって、ブリッジ装置105とI/Oデバイス108の2つの装置に跨がるリードデータ転送が要求された場合でも、それら2つの装置がそのバスサイクルにそれぞれ適切に応答できるようになり、要求されたリードデータ転送を正常に行うことが可能となる。
請求項(抜粋):
PCIバスと、このPCIバスに接続され、第1のアドレス範囲、およびその第1のアドレス範囲に後続する第2のアドレス範囲がそれぞれ割り当てられている第1および第2の少なくとも2つのPCIエージェントとを具備し、前記第1のPCIエージェントは、リードサイクルにおいてアドレス指定されたとき、前記PCIバス上に出力されるアドレス値およびデータ転送サイズ情報(BE)によって指定されるリード転送対象のデータが前記第1および第2のアドレス範囲に跨がって存在するか否かを検出する手段と、前記第1および第2のアドレス範囲に跨がって存在することが検出されたとき、前記リード転送対象データの中で前記第1のアドレス範囲に属するデータを前記PCIバスに定義されている複数のデータパス内の所定のデータパスを使用して前記PCIバス上に出力する手段とを具備し、前記第2のPCIエージェントは、前記PCIバス上のリードサイクルを監視し、前記PCIバス上に出力されるアドレス値およびデータ転送サイズ情報(BE)によって指定されるリードデータ転送対象のデータが前記第1および第2のアドレス範囲に跨がって存在することを検出したとき、前記リード転送対象データの中で前記第2のアドレス範囲に属するデータを前記第1のPCIエージェントが使用するデータパスと異なるデータパスを使用して前記PCIバス上に出力する手段とを具備することを特徴とするコンピュータシステム。
IPC (2件):
G06F 13/28 310 ,  G06F 13/38 340
FI (2件):
G06F 13/28 310 N ,  G06F 13/38 340 A

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