特許
J-GLOBAL ID:200903061047984143

超臨界水酸化方法及び反応装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸田 正行 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-034657
公開番号(公開出願番号):特開平11-226584
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 難分解性有機物を超臨界水酸化処理する際に、反応装置への供給途中での予熱を不要としながら、完全分解を効率よく実現する。【解決手段】 難分解性有機物、水及び酸化剤を含む被処理流体を、超臨界水酸化反応装置1の第一反応室2上部に設けた2流体ノズル4から連続的に噴霧供給し、この供給された被処理流体を急速に昇温させるために該第一反応室2には流体をノズル4方向に反転させる手段を設け、この反転により急速に昇温された流体を、第2反応室においてプラグフローで流すことで所定時間の超臨界水酸化反応を継続させることで、難分解性有機物の完全分解を達成する。
請求項(抜粋):
分解対象物、水及び酸化剤を含む被処理流体を水の臨界点以上の雰囲気に維持された超臨界水酸化反応装置に連続的に噴霧供給し、この供給された流体を、この反応装置内の初段に流体昇温のために設けた第一反応室、次いで該流体に含まれている分解対象物を完全分解させるために設けた第二反応室の順に通して超臨界水酸化反応を行わせる超臨界水酸化法であって、前記第一反応室において、供給された被処理流体の分解対象物、水及び酸化剤を完全混合させることにより該被処理流体をこれに含まれる分解対象物自体の酸化熱で超臨界水酸化反応温度まで昇温させ、この昇温した流体をプラグフローで流して分解対象物の分解反応を所定時間継続させるようにしたことを特徴とする超臨界水酸化方法。
IPC (4件):
C02F 1/74 101 ,  B09B 3/00 ,  C02F 1/58 ,  C02F 11/06 ZAB
FI (4件):
C02F 1/74 101 ,  C02F 1/58 A ,  C02F 11/06 ZAB ,  B09B 3/00 304 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-130198

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