特許
J-GLOBAL ID:200903061077106094

遠隔制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 並木 昭夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086983
公開番号(公開出願番号):特開平5-292185
出願日: 1992年04月08日
公開日(公表日): 1993年11月05日
要約:
【要約】【目的】 遠隔保守装置から伝送路を介して通信装置へ制御コマンドを投入する際、投入時のオペレータミス、伝送路誤り、通信装置における誤ったコマンド受信が起きても通信装置が誤動作して重大な通信障害が発生しないようにする。【構成】 遠隔保守装置4に、複数コマンドの連続投入を一定時間内に行わないと投入コマンドを無効化する手段を設け、伝送路6を複数系統化して冗長化し、不適切なコマンドを通信装置が受信したときそれを無効化する手段として状態管理部2を通信装置3に設けた。
請求項(抜粋):
遠隔保守装置から伝送路を介して通信装置を制御する遠隔制御システムにおいて、遠隔保守装置から通信装置へ向けて特定な制御コマンドを投入する際、複数コマンドを一定時間内に連続投入した場合のみ遠隔保守装置のコマンド受付状態が遷移し、遠隔保守装置から通信装置へむけて制御コマンドを伝送路上に送出するが、複数コマンド投入時、次のコマンドが一定時間内に投入されない場合は、タイマによりどのコマンド受付状態からでも特定制御コマンド投入以前の初期状態へ復帰し、投入したコマンドを無効化する手段として、コマンド受付状態を管理する状態遷移表とコマンド投入間隔を測定するタイマとから成る投入コマンド無効化手段を前記遠隔保守装置内に設けると共に、遠隔保守装置から通信装置に至る伝送路を複数系統の伝送路により構成し、遠隔保守装置から通信装置へ向けて制御コマンドを投入する際、複数系統の伝送路に同じ制御コマンドを送出することにより投入し、通信装置側では、複数系統の伝送路から送信されてくる制御コマンドを相互に比較し、一致しない場合は当該制御コマンドを無効化し、更に遠隔保守装置へ再送要求信号を返送することにより、伝送路上のノイズにより制御コマンドにデータ誤りがあっても通信装置における制御コマンドの誤受信を防ぐ手段を設け、かつ遠隔保守装置から伝送路を介して制御コマンドを受信した場合、受信した制御コマンドが通信装置の運用状態に対して不適切な場合はこれを無効化する手段として、前記伝送路と接続され、通信装置の状態情報を管理する状態管理部を当該通信装置内に設けて成ることを特徴とする遠隔制御システム。

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