特許
J-GLOBAL ID:200903061088137323

液晶表示素子の駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 泉名 謙治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-204478
公開番号(公開出願番号):特開平6-027904
出願日: 1992年07月08日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【構成】L本の行電極を複数一括選択する。選択電圧は+Vr ,-Vr のいずれかの電圧レベルをとるものとし、行電極それぞれに印加する選択電圧は+Vr ,-Vr を要素とする、K次の直交行列(KはL以上の2のべき乗数)の列ベクトル要素を対応させる。一方、列電極には、データベクトルと選択電圧ベクトルとの、対応する要素の排他的論理和の総和をに対応するレベルの電圧を印加する。【効果】高速応答性液晶を使用した液晶表示素子を高速切り替えで駆動できる。
請求項(抜粋):
J×L本以上の行電極と複数の列電極(J,Lは2それぞれ2以上の整数)とからなるマトリクス型液晶表示素子の駆動方法において、行電極のうちのJ×L本の行電極をそれぞれL本の行電極からなるJ個の行電極サブグループに分けて、この行電極サブグループについて一括して選択して行う駆動方法であって、行電極に印加する電圧については、非選択時の電圧を0とすると、選択時には+Vr ,-Vr (Vr >0)のいずれかの電圧レベルをとるものとし、列電極に印加する電圧については、(L+1)個の電圧レベルV0 ,V1 ,・・・,VL であって、V0 <V1 <・・・<VL となるものから選ばれるものとし、特定列における、j番目の行電極サブグループの二値表示からなる表示データを(ここでjは1〜Jまで変化する整数)、L個の要素を有する縦ベクトルDj(ここで、ベクトルDj の要素は、オンを示す1もしくはオフを示す0からなる)で表現する場合に、以下の条件を満足して行う駆動方法。(1)j番目の行電極サブグループの選択は、以下の(a),(b)のように定められた選択電圧列を構成する選択電圧ベクトルの要素がj番目の行電極サブグループを構成する行電極の電圧に対応するように、順次電圧印加されることによりなされる。(a)要素が+Vr もしくは-Vr からなり、自身の転置行列との積が単位行列のスカラー倍となるL行K列の行列A=[α1 ,α2 ,・・・,αq ,・・・,αK ](ここで、αq はL個の要素を有する縦ベクトル)を選ぶ。ここで、Kはpを自然数としてL≦2p =Kとなる整数である。(b)選択電圧列として、それを構成する選択電圧ベクトルが少なくともα1 ,α2 ,・・・,αK ,-α1 ,-α2 ,・・・,-αK の1個ずつを含んでなり、該選択電圧ベクトルが配列されたベクトルの列を選ぶ。(2)(1)の条件でj番目の行電極サブグループが選択されているときにベクトルDj で表現されるデータを表示するために列電極に印加される電圧は以下の(a),(b)のように定められる。(a)j番目の行電極サブグループに印加されている選択電圧について、+Vr を1,-Vr を0として表してベクトルβを構成する。(b)ベクトルβとベクトルDj の、対応する要素の排他的論理和の総和をiとして、Vi (iは0〜Lのいずれかの整数)が列電極に印加される。
IPC (3件):
G09G 3/36 ,  G02F 1/133 545 ,  G02F 1/133 575
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特表平6-508451
  • 特開昭5-100642
審査官引用 (2件)
  • 特表平6-508451
  • 特表平6-508451

前のページに戻る