特許
J-GLOBAL ID:200903061099704300

複筒式減衰器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 文雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-287108
公開番号(公開出願番号):特開平8-128488
出願日: 1994年10月28日
公開日(公表日): 1996年05月21日
要約:
【要約】【目的】 内筒内に上・下油室を画成するピストンと内筒との間にリザーバ室を形成する外筒とを備え、上油室を貫通するピストンロッドの進入・退出に対応して上・下油室とリザーバ室との間で作動油を流動させる複筒式減衰器において、伸び時および圧縮時の両方向における動作遅れを小さくし動作を安定させる。【構成】 弁体(58)をばね(68)によって上油室(8A)とリザーバ室(6A)とをつなぐ油路(22B72)を閉じる方向へ付勢することにより、伸び時には上油室(8A)内圧が速やかに上昇するようにし、また圧縮時にはチェック弁(76)により下油室(11A)内圧を速やかに上昇させるようにした。
請求項(抜粋):
内筒内に上・下油室を画成するピストンと、前記内筒との間にリザーバ室を形成する外筒とを備え、前記上油室を貫通するピストンロッドの進入・退出に対応して前記上・下油室と前記リザーバ室との間で作動油を流動させる複筒式減衰器において、前記ピストンに設けられ伸・圧方向でそれぞれ減衰力を発生する絞りと、前記内筒の底に固定されその上面が下油室に臨むバルブボデーと、このバルブボデーに設けられリザーバ室から下油室への作動油の流動を許容するチェック弁と、バルブボデーに上下動可能に取付けられその上面が下油室に臨む受圧面となりその下動時に前記上油室とリザーバ室とをつなぐ油路を開く弁体と、この弁体を上方へ付勢して上油室とリザーバ室をつなぐ油路を閉じるばねとを備えることを特徴とする複筒式減衰器。

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