特許
J-GLOBAL ID:200903061103262199

熱間圧延における鋼板の冷却制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-240008
公開番号(公開出願番号):特開平8-103809
出願日: 1994年10月04日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】変態率測定装置を用いることなく、目標値通りでかつ均一な機械特性を有する鋼板を得る。【構成】鋼板の冷却開始前に鋼板の変態発熱を計算しておく。仕上圧延機2出口に仕上温度計5および板厚計6を設置し、鋼板1の温度および板厚を一定時間ごとにサンプリング測定する。これらの信号は計算機8に取り込まれ、ホットランテーブル全域を追跡する。サンプリング点の予測温度履歴が前記目標温度履歴を辿るように、冷却バンク4,4...の冷却パターンを決定するにあたり、サンプリング位置およびサンプリング点の温度とともに、変態発熱をも用いる。
請求項(抜粋):
仕上圧延機出口における鋼板の温度および断面寸法を一定の時間または距離間隔ごとにサンプリング測定をし、該サンプリング点を冷却帯全域に追跡し、以後のサンプリング時刻における該サンプリング点の冷却帯上の位置および温度を鋼材速度および各冷却装置の注水パターンの実績値とから算出し、該算出位置および温度により該サンプリング点の仕上圧延機出側からの経過時間に対する温度降下および巻取温度計に到達する時点の温度を予測し、該予測温度と目標温度履歴あるいは目標巻取温度とに差があれば、所定の注水順に従い、該サンプリング点の位置より下流側にある各冷却装置の注水パターンを変更する冷却制御方法において;鋼板の冷却開始前に予め設定した目標温度履歴における冷却時間の経過に対する変態発熱の変化、あるいは温度降下に対する変態発熱の変化を計算しておき、鋼板の冷却開始後各サンプリング点が目標温度履歴になるように注水パターンを調節するとともに、各サンプリング点の仕上圧延機出側からの経過時間に対する温度降下および巻取温度計に到達する時点の温度を予測するに際して、上記で計算した変態発熱を用いることを特徴とする熱間圧延における鋼板の冷却制御方法。
IPC (4件):
B21B 37/76 ,  B21B 37/00 BBL ,  C21D 9/52 102 ,  C21D 11/00 104
FI (2件):
B21B 37/00 132 A ,  B21B 37/00 BBL
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-141531
  • 特公昭61-019322

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