特許
J-GLOBAL ID:200903061109020090

移動通信システムおよび制御用スロットの割当方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-001016
公開番号(公開出願番号):特開平8-191477
出願日: 1995年01月09日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】 TDMA-TDD方式の移動通信システムにおける各基地局への制御用スロット割当処理の開始タイミング決定の方法、および無線基地局を提供する。【構成】 複数の無線基地局110をグループ分けし、一斉に起動指令を与えた場合に、異なるグループに所属する複数の基地局に並列的に制御用スロットの割当て処理を実行させる。各グループ内では、ローカル基地局番号に従って順次に制御用スロットの割当処理が実行され、各基地局が一旦稼働状態に移行した後、スロットの再割当処理を繰り返すことによって、最終的に他局との干渉のない制御用スロットを確保する。【効果】 起動後に移動通信システムを迅速に稼働状態に移行できる。
請求項(抜粋):
複数の基地局からなり、各基地局が、それぞれ下り信号用スロット群と上り信号用スロット群とを含む複数フレームからなるマルチフレームを生成し、各マルチフレーム中の特定の制御用スロットで他の基地局と同一周波数のキャリアを使用して移動端末に制御情報を送信するようにした移動通信システムにおいて、各基地局を複数の基地局からなるグループと対応付け、1つのグループに属する複数の基地局に対して起動指令が与えられた場合に、各基地局が、グループ内の他の基地局とは異なった時間帯を指定するための割当処理開始タイミングを自動的に決定し、上記割当処理開始タイミングにおいて、マルチフレーム中の下り信号用スロット群に含まれる空きスロットを検出し、そのうちの1つを前記制御用スロットとして割り当てることを特徴とする制御用スロットの割当方法。

前のページに戻る