特許
J-GLOBAL ID:200903061112398885
空気入りタイヤ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-067769
公開番号(公開出願番号):特開平7-246806
出願日: 1994年03月11日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】車両の片流れを改善し直進走行性能を高める。【構成】トレッド部2に複数本の縦溝9とこの縦溝と交わる向きにのびる横溝10とを設け、かつトレッド部2を最外側のベルトプライ11のベルトコード12が転動時の先着する先着領域Fと後着する後着領域Rとに仮想区分している。この横溝10は、先着領域Fにおいて、先着する側の溝壁面16の傾き角度が後着する側の溝壁面17の傾き角度よりも大とした倒れ溝部分13を、後着領域Rにおいては後着する側の溝壁面20の傾き角度が先着する側の溝壁面19の傾き角度よりも大とした倒れ溝部分14をそれぞれ含んでいる。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を通りビード部のビードコアの周りを折返すカーカスと、トレッド部の内部かつカーカスのタイヤ半径方向外側に配されかつベルトコードをタイヤ赤道に対して傾けて重ねた複数枚のベルトプライからなるベルト層とを具え、しかもトレッド部に周方向にのびる複数本の縦溝と、この縦溝に交わる方向にのびる横溝とを設けた空気入りタイヤであって、前記トレッド部がタイヤ赤道面を境界としてタイヤ軸方向左右に、半径方向最外側の前記ベルトプライのベルトコードがタイヤ転動に際して先着する側の領域となる先着領域と、他方の後着領域とに仮想区分されており、前記先着領域において、前記横溝の先着する側の溝壁面は、トレッド面に垂直な法線に対してトレッド面が先着する向きにかつ傾き角度θ2で傾き、かつ後着する側の溝壁面は、前記法線に対してトレッド面が後着する向きに傾き角度θ1で傾くとともに、前記後着領域においては、前記横溝の先着する側の溝壁面は前記法線に対してトレッド面が先着する向きに傾き角度θ3で傾き、かつ後着する側の溝壁面は、前記法線に対してトレッド面が後着する向きに傾き角度θ4で傾くとともに、前記横溝は、先着領域、後着領域の夫々において、前記傾き角度θ2、θ4を、夫々傾き角度θ1、θ3よりも大とした倒れ溝部分を含むことを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/18
, B60C 9/20
, B60C 11/04
引用特許:
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