特許
J-GLOBAL ID:200903061113311074

香料配合物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-513002
公開番号(公開出願番号):特表平9-505565
出願日: 1994年10月27日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】芳香製品配合物の水中油(O/W)および油中水(W/O)ミクロエマルジョンが提供される。そのミクロエマルジョンは透明または少なくとも半透明でスプレー可能でありそして非粘着性である。エタノールが存在しないかまたは実質的に存在しない芳香製品配合物を得るために陰イオン性界面活性剤(a)および親水性共活性剤(高度に水溶性の成分(b)あるいは高度に水溶性の成分(b)(i)とそれより低い水溶性の極性成分(b)(ii)との混合物)の新規な組み合わせが使用される。陰イオン性界面活性剤は、このタイプのシステムにおいて以前は有効であると認識されていなかったクラスの陰イオン性界面活性剤成分(a)と市販の親水性成分共活性剤((b)あるいは(b)(i)と(b)(ii)との混合物)とを使用することにより、変性された親水性-親油性バランス(“HLB”)を有する。高度に、好ましくは無限に水溶性の共活性剤(b)、ならびに高度に、好ましくは無限に水溶性の共活性剤(b)(i)とそれより低い水溶性の他の極性共活性剤(b)(ii)との混合物は、芳香製品組成物の安定な透明のミクロエマルジョンを形成を可能にするような方法で陰イオン性界面活性剤のHLBを変性する。これらの組成物は従来の非イオン性剤(または親油性共活性剤と一緒のイオン性界面活性剤)の水性またはアルコール不含有組成物より、油に対する低い割合の界面活性剤を含有する。そのままで本芳香組成物はスプレー可能であり且つ非粘着性である。
請求項(抜粋):
陰イオン成分(a)および少なくとも1種の親水性成分(b)の組み合わせにより微細に乳化された(ミクロエマルジョンにされた)芳香油あるいは複数の芳香油の混合物を含む低いVOCの、スプレー可能な非粘着性の非エタノール性または低いエタノール性香料組成物において、 (a)は、陰イオン性界面活性剤または複数の陰イオン性界面活性剤の組み合わせであり、前記界面活性剤または複数の界面活性剤はアシルグルタミン酸塩、アルキル硫酸塩、硫酸アルキル、硫酸アルカリ金属、硫酸アンモニウム、置換されたアルキル硫酸アンモニウム、アルキル部分に10〜30個の炭素原子を有し且つ1〜50個のエチレンオキシド単位を有する硫酸アルキルエーテル、スルホこはく酸塩、アルキルスルホン酸塩、スルホン酸アルキル、アルキルオキシアルカンスルホン酸塩、オキシアルカンスルホン酸アルキル、アルキルアリール硫酸塩、硫酸アルキルアリール、アルカン酸、アルカン酸塩、アルカン酸ナトリウム石鹸(但し、脂肪酸部分は10〜20個の炭素原子を含有する)、アルカン酸カリウム石鹸(但し、脂肪酸部分は10〜20個の炭素原子を含有する)、トリエタノールアミン石鹸(但し、脂肪酸部分は10〜20個の炭素原子を含有する)およびアシルイソチオン酸塩からなる群から選ばれるかあるいはそれらの組み合わせであり;前記陰イオン性界面活性剤は前記芳香油または複数の油の混合物の分散液を形成することが出来、そして (b)は、高度に水溶性であるかまたは無限に水溶性の、親水性共活性剤溶媒または複数の親水性共活性剤溶媒の混合物であり、前記親水性共活性剤溶媒または混合物は前記陰イオン性界面活性剤または複数の界面活性剤の混合物の親水性-親油性バランスを十分に変性して、水中の前記芳香油または複数の油の混合物の安定な且つ透明または透明に近いミクロエマルジョンを形成するのを可能にすることが出来、前記親水性共活性剤溶媒または複数の前記親水性共活性剤溶媒の少なくとも1種は短い分枝鎖または直鎖脂肪族グリコール類、短い分枝鎖または直鎖脂肪族エーテルアルコール類およびエトキシル化ポリシロキサン類からなる群から選ばれるかまたはそれらの組み合わせであり、 前記親水性成分(b)は前記香料組成物中の前記陰イオン性成分(a)よりも重量において高い濃度で存在し、 前記香料組成物中の前記成分(a)および(b)と組み合わされて、前記芳香油あるいは複数の芳香油の混合物は水性溶媒中で透明になるまでまたは透明近くなるまで微細に乳化されている(ミクロエマルジョンにされている)、上記香料組成物。
IPC (2件):
A61K 7/46 ,  C11B 9/00
FI (2件):
A61K 7/46 A ,  C11B 9/00 Z

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