特許

J-GLOBAL ID：200903061118357676

可逆性感熱記録材料

発明者： 東 博史
出願人/特許権者： 三菱樹脂株式会社
代理人 (1件)： 近藤 久美
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-211186
公開番号（公開出願番号）：特開平6-055844
出願日： 1992年08月07日
公開日（公表日）： 1994年03月01日
要約：

【要約】【目的】 温度により透明状態と不透明状態とに可逆的に変化する感熱記録材料において、透明化する温度域の温度幅を広くして、加熱温度の変動があっても安定した透明状態が得られるようにする。【構成】 高分子樹脂母材中に有機低分子化合物を分散した可逆性感熱記録材料において、低分子化合物として、A)炭素数12以上の高級脂肪酸のアルキルエステルの少なくとも1種と、B)炭素数12以上の脂肪族飽和ジカルボン酸の少なくとも1種とを併用する。この記録材料は例えば55°C付近から常温に冷却すると透明となり、90°C付近から常温に冷却すると不透明となる。【効果】 本発明の記録材料は、透明化する温度の幅が広く、印字・消去時の加熱手段の温度制御が極めて容易であり、多少の温度変動があっても安定した透明状態が得られる。

請求項（抜粋）：

高分子樹脂母材中に有機低分子化合物を分散してなり、温度により透明状態と不透明状態とに可逆的に変化する可逆性感熱記録材料において、低分子化合物として、A)炭素数12以上の高級脂肪酸のアルキルエステルの少なくとも1種と、B)炭素数12以上の脂肪族飽和ジカルボン酸の少なくとも1種とを併用したことを特徴とする可逆性感熱記録材料。

IPC (2件)：

B41M 5/26 ,  B41M 5/36

FI (2件)：

B41M 5/18 101 A ,  B41M 5/26 102

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-110187
  
• 特開昭63-179789
  
• 特開平3-002089
  
• 特開平2-001363