特許
J-GLOBAL ID:200903061119626417

蓋体の取付け構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-353095
公開番号(公開出願番号):特開2001-176255
出願日: 1999年12月13日
公開日(公表日): 2001年06月29日
要約:
【要約】【課題】 ケースと蓋体を枢支軸によって蝶番状に連結してなる蓋体の取付け構造において、枢支軸を枢支する通孔に外部から塵埃等が入らず、蓋体の枢支部の軸線方向の寸法が対応するケースの開口が開設されている面の幅より短い場合であっても、蓋体がケースに対して高い面位置を持つことがなく、よってケース全体のコンパクト化を図ることが可能で、見栄えが確保されることを目的とする。【解決手段】 蓋体の取付け構造1において、ケース2と蓋体3を蝶番状に連結する枢支軸4に、係止溝22を設けると共に、前記連結状態の枢支軸4に嵌合係止して枢支軸4が連結状態を保持し脱落を防ぐための弾性材料からなる凸条片23,24を少なくともケース2と蓋体3のいずれか一方に設けた。
請求項(抜粋):
開口が開設されたケースと、蓋体と、その蓋体が蝶番状に回動して前記ケースの開口を開閉し得るように蓋体をケースに枢支するための枢支軸が備えられ、上記蓋体と上記ケースのいずれか一方に上記枢支軸が挿通させて枢支するための通孔が、上記蓋体と上記ケースの他方に上記枢支軸を嵌合させて枢支するための枢支部がそれぞれ設けられ、且つ、その枢支部が枢支軸の端部を枢支するように蓋体のケースに対する回動部分において通孔よりも外側に位置するように配設され、更に、上記枢支軸は外周上に係止のための係止溝が形成され、且つ、上記蓋体若しくは上記ケースの少なくとも一方に、弾性材料から形成され、上記枢支軸が上記ケース及び蓋体と共に蝶番を構成する所定の位置に配設された際に、枢支軸の係止溝に嵌合係止して枢支軸の配設状態を保持するための凸条片が備えられていることを特徴とする蓋体の取付け構造。

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