特許
J-GLOBAL ID:200903061124176390

無整流子電動機の回転子位置検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大原 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-306465
公開番号(公開出願番号):特開平6-141585
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年05月20日
要約:
【要約】【目的】 無整流子電動機の回転子位置方法において、各電機子巻線電圧による信号に対し各位置検出信号の位相ずれを最適な値(90度付近)に一定に保つ。【構成】 無整流子電動機の各電機子巻線電圧によるローパスフィルタ部、積分回路に通して得た信号のうち、各1つの信号以外の他の信号を合成して得た信号とをそれぞれ比較して各位置検出信号を得る無整流子電動機の回転子位置検出方法であって、上記他の信号をそれぞれ合成する際、当該無整流子電動機の回転数に応じて第1乃至第3の分圧抵抗回路10,11,12のスイッチング回路10f乃至10i,11f乃至11i,12f乃至12iをオン、オフして各分圧抵抗回路10,11,12の分圧抵抗の比率を可変し、かつ各分圧抵抗回路10,11,12を構成する複数の抵抗に重みを付け、その比率を幅広くきめ細かく可変する。
請求項(抜粋):
無整流子電動機の三相電機子巻線の端子電圧による3つの信号のうち、各1つの信号に対し他の2つの信号を合成回路で合成し、該合成された信号と前記1つの信号とをそれぞれ比較し、これら比較結果の信号を無整流子電動機の回転子位置検出信号とする無整流子電動機の回転子位置検出方法において、前記合成回路は、複数の抵抗を接続した抵抗回路を備え、同抵抗回路は複数の抵抗のうち少なくとも1つ以上の抵抗の両端部分を短絡可能とするスイッチング手段を有し、前記無整流子電動機の回転数に応じて前記スイッチング手段をオン、オフし、前記抵抗回路と抵抗とによる分圧抵抗回路の分圧抵抗の比率を可変し、各抵抗回路および抵抗とによって合成された信号と当該電機子巻線電圧による信号とを比較して位置検出信号を得るようにした無整流子電動機の回転子位置検出方法。

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