特許
J-GLOBAL ID:200903061132110659

油中水型カチオン性エマルジョン、その製法および高分子凝集剤としての用途

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-339502
公開番号(公開出願番号):特開平6-157668
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年06月07日
要約:
【要約】【目的】 水溶性、分散安定性、保存安定性が良好であり、かつ有姿粘度が低い油中水型カチオン性エマルジョンであって、高分子凝集剤として使用できるものを提供する。【構成】 特定のカチオン性ビニル単量体を水、疎水性有機液体、非イオン性界面活性剤の存在下で単独重合、またはこれと他の水溶性ビニル単量体と共重合させて得られる油中水型ポリマーエマルジョンであって、(A)ポリマーの濃度が、20〜70重量%であり、(B)疎水性有機液体の濃度が、10〜50重量%であり、(C)非イオン性界面活性剤の濃度が、8重量%以下であり、そして(D)ポリマーエマルジョンの重量平均粒子径が、0.3μm以下であることを特徴とする油中水型カチオン性エマルジョンにより上記目的を達成できる。
請求項(抜粋):
下記一般式(化1)で表わされるカチオン性ビニル単量体を水、疎水性有機液体、非イオン性界面活性剤の存在下で単独重合、またはこれと他の水溶性ビニル単量体と共重合させて得られる油中水型ポリマーエマルジョンであって、(A)ポリマーの濃度が、20〜70重量%であり、(B)疎水性有機液体の濃度が、10〜50重量%であり、(C)非イオン性界面活性剤の濃度が、8重量%以下であり、そして(D)ポリマーエマルジョンの重量平均粒子径が、0.3μm以下であることを特徴とする油中水型カチオン性エマルジョン。【化1】(式中、Aは酸素原子またはNH;Zは炭素数1〜4のアルキレン基または炭素数2〜4のヒドロキシアルキレン基;R1 は水素またはメチル基;R2 は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基またはベンジル基;R3 、R4 はそれぞれ独立に炭素数1〜4のアルキル基または炭素数2〜4のヒドロキシアルキル基;X- は塩を形成する陰イオンを表わす。)
IPC (4件):
C08F 20/34 MMR ,  B01D 21/01 107 ,  C08F 2/32 MCE ,  C08F 20/60 MNH

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