特許
J-GLOBAL ID:200903061138767056

ネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 桂木 雄二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-181844
公開番号(公開出願番号):特開2002-009820
出願日: 2000年06月16日
公開日(公表日): 2002年01月11日
要約:
【要約】【課題】ネットワークシステムでの通信障害経路回避技術において、従来に比して障害対処時間が短く、また、輻輳によるIPパケット破棄を防止することができ信頼性の高いネットワークを実現できる配送メッセージ送出抑制方法を新たに提案する。【解決手段】ネットワーク内の各経路選択装置群に、既存IPゲートウェイプロトコルOSPFを実装し、更に隣接経路選択装置におけるトラヒック情報を報告するトラヒック報告機能を追加実装して、特定ルート障害発生を検出した隣接経路選択装置からの宛先到達不能報告(ICMPメッセージ)を受信した場合に、当該隣接経路選択装置が、ルーティング宛先隣接経路選択装置を切り替えると共に、ネットワーク負荷に対応したリンク状態のデータベース更新を行い、且つ、現隣接経路選択装置でのトラヒック情報具合いに応じて送信するIPパケットを抑制する。IPゲートウェイプロトコルOSPFのHELLO パケットに重畳させる等により、隣接経路選択装置間で所定周期で報告を行って隣接経路選択装置のトラヒック情報を共有させておくとより好ましい。
請求項(抜粋):
複数の経路選択装置群を相互に接続してなるネットワークにおいて、ネットワーク内の各経路選択装置群には、既存IPゲートウェイプロトコルOSPFを実装し当該ネットワーク内全経路の接続情報を全経路選択装置群で共有するとともに、隣接経路選択装置におけるトラヒック情報を報告するトラヒック報告機能を追加実装しておき、特定ルート障害発生を検出した隣接経路選択装置からの宛先到達不能報告(ICMPメッセージ)を受信した場合にこの隣接経路選択装置が、ルーティング宛先隣接経路選択装置を切り替えると共に、ネットワーク負荷に対応したリンク状態のデータベース更新を行い、現隣接経路選択装置でのトラヒック情報具合いに応じて送信するIPパケットを抑制することを特徴とするネットワークにおける配送メッセージ送出抑制方法。
Fターム (6件):
5K030HB06 ,  5K030HD03 ,  5K030KX29 ,  5K030LB08 ,  5K030LC01 ,  5K030MB09

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