特許
J-GLOBAL ID:200903061142348823

自動変速機のライン圧制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-273740
公開番号(公開出願番号):特開平7-127721
出願日: 1993年11月01日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】変速過渡期間中におけるスロットル操作に対して、ライン圧を適正値に制御する。【構成】イナーシャフェーズ検出時にエンジンの吸入空気量Qと回転数Neとに基づいてライン圧PLPRSOを算出する(S1)。そして、その後にエンジン負荷(スロットル弁開度)変化が発生するまでは、前記ライン圧PLPRSOに固定させる(S4→S9)。一方、エンジン負荷の変化が検出されると(S4→S5)、前記イナーシャフェーズ検出時のライン圧PLPRSOに対する最新に算出されたライン圧PLPRSNの変化方向(S6,S8)が、前記エンジン負荷の変化方向(S5)に対応している場合には、ライン圧を前記最新のライン圧PLPRSNに更新設定する(S7)。
請求項(抜粋):
エンジンの動力伝達系を構成する自動変速機の各変速要素を制御する油圧回路に供給されるライン圧を制御する自動変速機のライン圧制御装置において、前記自動変速機のギヤトレーンに対する入力トルクを検出するギヤトレーン入力トルク検出手段と、該ギヤトレーン入力トルク検出手段で検出されたギヤトレーン入力トルクに応じて前記ライン圧を算出するライン圧算出手段と、所定の変速過渡期間中におけるライン圧を該期間突入時に前記ライン圧算出手段により算出されたライン圧に固定させるライン圧固定手段と、エンジン負荷の変化を検出するエンジン負荷変化検出手段と、前記所定の変速過渡期間中に前記エンジン負荷変化検出手段でエンジン負荷の変化を検出したときに、前記ライン圧固定手段によるライン圧の固定を解除し、前記エンジン負荷の変化方向と前記ライン圧算出手段による最新の算出ライン圧とに基づいてライン圧の更新設定を行なうライン圧固定解除手段と、前記設定されたライン圧に相当するライン圧制御信号を油圧回路に出力する制御信号出力手段と、を含んで構成されたことを特徴とする自動変速機のライン圧制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/00 ,  F16H 59:14
引用特許:
審査官引用 (2件)

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