特許
J-GLOBAL ID:200903061146051434

音声高能率符号化および復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 二瓶 正敬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-217058
公開番号(公開出願番号):特開平7-058643
出願日: 1993年08月09日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 システムにおいて使用可能な情報量が聴覚心理上必要な情報量より少ない場合にエンコードおよびデコード後の音質を原音に近づけて劣化を防止する。【構成】 量子化により発生した量子化ノイズと原音との関係において量子化ノイズによる原音のマスキング効果により原音のラウドネス(音量)が減少する。符号化装置ではオーディオ信号が複数の周波数帯域(サブバンド)に分割された各サブバンドのサンプル値がスケーリング部1によりそのサブバンドのスケール値(最大値)で割られ、この値がイコライジング部2により上記ラウドネスの減少分を補うようにイコライズ情報に基づいてイコライジング(増幅)される。復号化装置では、逆量子化部6により逆量子化された各サブバンドのサンプル値がイコライジング部7により上記ラウドネスの減少分を補うようにイコライズ情報に基づいてイコライジングされる。
請求項(抜粋):
複数の周波数帯域のサブバンドに分割された各サブバンドのオーディオ信号のサンプル値を、聴覚心理分析に基づいて決定されたサブバンド毎の量子化ビット数で量子化する量子化手段と、前記量子化手段により量子化される前のオーディオ信号のサンプル値の、量子化ノイズによる原音のマスキング効果により減少すると予想される原音のラウドネス分をイコライジングするイコライジング手段とを有する音声高能率符号化装置。

前のページに戻る