特許
J-GLOBAL ID:200903061148352407

印字ドラム及びプリンタ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 恵基
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-354456
公開番号(公開出願番号):特開平7-195780
出願日: 1993年12月30日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】本発明は、プリンタ装置において、従来に比して小型かつ低消費電力のプリンタ装置を実現する。【構成】第1及び第2の弾性部材と第1及び第2の固定部材によつてなる機械式のチヤツキング機構を受像紙の固定手段として採用する。これにより従来、受像紙を印字ドラムに固定するのに用いられていた真空ポンプをプリンタ装置からなくすことができる。このように容積や電力を費やしている真空ポンプをなくすことができることにより、プリンタ装置を一段と小型化し、また省電力化することができる。
請求項(抜粋):
印字データに基づいて変調されたレーザ光を昇華性染料を含有するシート部材表面に照射し、当該シート部材での光熱変換によつて昇華された上記昇華性染料を受像紙上に転写するプリンタ装置の印字ドラムにおいて、ほぼ円筒形状を有し、上記受像紙を筒部表面に巻き付けるドラム本体と、上記ドラム本体に回動自在に取り付けられ、支点を中心にして上記ドラム本体の円周方向に回動し得る可動部品と、一端が上記ドラム本体に固定された第1の弾性部材によつて上記ドラム本体の半径方向に伸縮自在に取り付けられた第1の係止部材でなり、上記第1の弾性部材の収縮時、上記第1の係止部材の先端に設けられた第1の係止爪が上記筒部表面に巻き付けられた上記受像紙を挟み付け、摩擦力によつて上記受像紙の一端を固定する第1の固定手段と、一端が上記可動部品に固定された第2の弾性部材によつて上記ドラム本体の半径方向に伸縮自在に取り付けられた第2の係止部材でなり、上記第2の弾性部材の収縮時、上記第2の係止部材の先端に設けられた第2の係止爪が上記筒部表面に巻き付けられた上記受像紙を挟み付け、摩擦力によつて上記受像紙の他端を固定する第2の固定手段とを具え、上記受像紙の両端を上記第1及び第2の固定手段が上記筒部表面に挟み付けて固定した状態のまま上記可動部品を回動駆動し、上記第1及び第2の固定手段の相対位置を移動させることにより上記筒部表面に沿つて巻回された上記受像紙に張力を与えることを特徴とする印字ドラム。
IPC (3件):
B41J 13/22 ,  B41J 2/32 ,  B41M 5/38
FI (2件):
B41J 3/20 109 A ,  B41M 5/26 101 Z

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