特許
J-GLOBAL ID:200903061157839130

同期連結型ツースクラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西島 綾雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-257225
公開番号(公開出願番号):特開平6-081858
出願日: 1992年09月01日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】【目的】 同期連結型ツースクラッチにおいて、クラッチオン時における非同期状態での従動側回転体のつれ回りを防止する。【構成】 クラッチステータ2に固定された静止部材12に歯18が設けられ、該歯18は、アーマチュア30に固設されたリング部材32の一方側に設けられた歯34と噛み合っている。前記リング部材32の他方には、同期連結歯36が設けられ、これにロータ10に設けられた同期連結歯38が対向している。クラッチステータ2に内蔵されたコイル4に通電が成されると、磁束が発生し、クラッチステータ2、ロータ10及びアーマチュア30間に磁気回路が形成され、これによりアーマチュア30が板ばね24の弾力に抗して、ロータ10に引き寄せられる。このとき、上記一対の同期連結歯36,38が非同期状態であると、互いの歯先が圧接し互いに噛み合わない。このときは、前記一対の歯18,34の噛み合いが保持され、この噛み合いは同期連結歯36,38が互いに同期して、互いに噛み合ったとき解除される。
請求項(抜粋):
コイル(4)を備えたクラッチステータ(2)と、前記クラッチステータ(2)に対して回転自在なロータ(10)と、前記クラッチステータ(2)側に固設された静止部材(12)と、前記静止部材(12)に対して回転自在な回転体(20)と、前記回転体(20)に板ばね(24)を介して連結し、前記クラッチステータ(2)及びロータ(10)との間に前記コイル(4)通電時磁気回路を形成するアーマチュア(30)と、前記アーマチュア(30)側と前記ロータ(10)との対向部に形成された一対の同期連結歯(36)(38)と、前記静止部材(12)と前記アーマチュア(30)側との対向部に形成された一対の歯(18)(34)とを備え、前記一対の歯(18)(34)は互いに噛み合い、この噛み合いは前記コイル(4)に通電が成されて前記アーマチュア(30)が前記ロータ(10)に磁気力によって引き寄せられ、前記一対の同期連結歯(36)(38)が噛み合ったとき完全に解除され、前記一対の同期連結歯(36)(38)が互いに不一致で互いの歯先どうしが当接しているときは前記一対の歯(18)(34)の噛み合いが保持されるようにしたことを特徴とする同期連結型ツースクラッチ。
IPC (2件):
F16D 27/118 ,  F16D 27/10
FI (2件):
F16D 27/10 361 ,  F16D 27/10 371 A

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