特許
J-GLOBAL ID:200903061158408559

生態系に配慮された護岸構造及びそれに用いる護岸ブロック

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-242209
公開番号(公開出願番号):特開平8-081938
出願日: 1994年09月09日
公開日(公表日): 1996年03月26日
要約:
【要約】【目的】 岸部を保護するとともに、水域の環境保全にも積極的に寄与する護岸構造を構築する。【構成】 上下端が開放した箱型をなし、且つ水側に位置する側面部に切欠凹部17が形成された箱型護岸ブロック2を用いる。この箱型護岸ブロック2を、水路の長さ方向に連設状態に敷設し、且つ複数段にこれを積み上げて、上方に開放した空洞からなる収容空所32を並設状態に設ける。この収容空所32に、倒U字状をなす多孔質の魚巣形成用ブロック42を、その開口端部55を前記切欠凹部17に連通状態にして納設する。且つ該収容空所32に、該開口端部55を塞がないように栗石43を充填する。
請求項(抜粋):
上下端のうちの少なくとも上端が開放した箱形をなし、且つ側面部のうちの水側の面部に、切欠凹部及び/又は貫通孔が設けられてなる、内部に空洞を有した箱形護岸ブロックを、護岸を構築すべき部分の長さ方向に連設状態に敷設して、上方に開放した空洞からなる収容空所を該長さ方向に並設状態に設け、又該収容空所に、下方開放の凹部を有する多孔質の魚巣形成用ブロック、横方向や斜め方向に貫通した孔部を有する多孔質の魚巣形成用ブロック、及び、横方向や斜め方向に開口した盲の空所を有する多孔質の魚巣形成用ブロックのうちの少なくとも一種を、その開口端部を箱形護岸ブロックの前記切欠凹部や貫通孔に連通状態にして納設し、且つ該収容空所に、魚巣形成用ブロックの開口端部を塞がないように石を充填したことを特徴とする生態系に配慮された護岸構造。
IPC (2件):
E02B 3/14 301 ,  A01K 61/00 313

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