特許
J-GLOBAL ID:200903061159700997

表示装置の駆動方法及びその回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 梅田 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320129
公開番号(公開出願番号):特開平7-175441
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 発光、非発光表示において特定の電圧を絵素に印加し、理想的な対称波形による交流駆動を行う。【構成】 走査側駆動回路120,130及びデータ側駆動回路140における所定の走査及びデータ電極Yj,Xjにスイッチング回路150,160,170より書込み駆動及び変調電圧を印加し、表示パネル110はVw<発光しきい値電圧Vth<Vw+Vmの関係を有し、発光表示時に対応する変調電圧としてP及びN駆動時にはそれぞれ0及びVmを、非発光表示時に、P及びN駆動時にはそれぞれVm及び0Vを印加し、書込み電圧として、P及びN駆動時にはそれぞれVw+Vm,-Vwを印加し、走査側へ印加された書込み電圧の放電を+1/2Vmへ向かって行わせ、1ラインの駆動終了後にデータ側のプルアップスイッチング素子を一斉にオンとして全データ電極の電位を+1/2Vmとする。
請求項(抜粋):
互いに交差する方向に配列した複数の走査側電極と複数のデータ側電極との間に誘電体層を介在させ、データ側電極に発光表示・非発光表示に対応する変調電圧を印加した状態で、走査側電極に負極性の書込み電圧を印加するN駆動と、正極性の書込み電圧を印加するP駆動とをフィールド毎に交互に行って、走査側電極とデータ側電極の交差部からなる絵素を交流駆動するものであって、絵素の発光しきい値電圧Vthに対して電圧Vw,VmがVw < Vth < Vw+Vmの関係を持つとき、発光表示に対応する変調電圧としてP駆動時には0V、N駆動時にはVm、の電圧を印加し、非発光表示に対応する変調電圧としてP駆動時にはVm、N駆動時には0V、の電圧を印加する一方、書込み電圧としてP駆動時にはVw+Vm、N駆動時には-Vwの電圧を印加することによって、発光表示において±(Vw+Vm)、非発光表示においては±Vwの電圧を絵素に印加するようにしたことを特徴とする表示装置の駆動方法において、上記データ側電極への変調電圧印加時に、走査側電極へ印加する書込み電圧との重畳によってパルス駆動を行う期間以外には、データ側電極の電位を+1/2Vmとすることを特徴とする表示装置の駆動方法。

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