特許
J-GLOBAL ID:200903061161681215

周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-180388
公開番号(公開出願番号):特開平7-038434
出願日: 1993年07月21日
公開日(公表日): 1995年02月07日
要約:
【要約】【目的】携帯用電話機などに用いられる周波数シンセサイザにおいて、チャージポンプからの雑音成分を小さくし、かつ大きな位相差が発生したときに所望の周波数に安定するまでの時間が大きくならないようにする。【構成】位相比較器14で検出した位相差が大きい場合は、制御回路16によりチャージポンプ15の変換利得を大きく、かつループフィルタ17の変換利得を小さくする制御を行い、制御電圧の可変範囲を大きくして、所望の周波数にな安定するまでの時間を小さくした。また、位相差が小さい場合は、制御回路16によりチャージポンプ15の変換利得を大きく、かつループフィルタ17の変換利得を小さくする制御を行い、チャ-ジポンプ15からの雑音成分を小さくするようにした。
請求項(抜粋):
一定の周波数信号を発生する基準信号発生器と、該基準信号発生器が出力した基準信号を分周する基準信号分周器と、所定の制御電圧に応じた周波数信号を出力する電圧制御発振器と、前記周波数信号を分周する可変分周器と、前記基準信号分周器が出力した信号と前記可変分周器が出力した信号との位相差を検出する位相比較器と、前記位相比較器より出力された位相差信号に応じた電圧を出力するチャージポンプと、前記チャージポンプから出力された電圧を変換して制御電圧を出力するループフィルタとを備えることにより、所望の周波数を得る周波数シンセサイザにおいて、前記チャージポンプは、前記位相差信号に応じて出力する電圧の変換利得を切り換える変換利得切換え手段を有し、前記ループフィルタは、入力された電圧に対応して出力する制御電圧の変換利得を切り換える変換利得切換え手段を有し、前記位相比較器で検出した位相差に応じて、前記チャージポンプの変換利得手段および前記ループフィルタの変換利得切換え手段に対して、所定の利得切換え信号を出力する制御手段を備えたことを特徴とする周波数シンセサイザ。
IPC (3件):
H03L 7/18 ,  H04B 1/10 ,  H04B 1/26

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