特許
J-GLOBAL ID:200903061168811653

折り返し型ミキサ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 和泉 良彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-030644
公開番号(公開出願番号):特開2003-234619
出願日: 2002年02月07日
公開日(公表日): 2003年08月22日
要約:
【要約】【課題】ミキサ回路は二つの信号の積を求める回路であり、このため従来は、ギルバート回路のように、それぞれの信号用のトランジスタを2段重ねにした直列回路構成が用いられていた。このため、電源電圧の低電圧化が困難となっており、低電圧でも高周波動作が安定に行い得るミキサ回路の実現が課題となっていた。【解決手段】ミキシングを行う二つの差動信号入力に対し、それぞれの入力回路を構成するトランジスタに逆極性のトランジスタを使用し、これらを並列接続することにより低電圧動作を可能としている。また、出力のコモンモード電圧をフィードバックし、設定電圧と比較することにより抵抗値、トランジスタ特性のばらつきを補正しDCレベルの安定した中間周波出力が得られるようにした。
請求項(抜粋):
第1の差動信号を受容する1対のトランジスタからなる差動トランジスタ対とトランジスタ電流源とを直列接続した第1の直列回路と、前記第1の直列回路と同一構成の第2の直列回路と、第2の差動信号を受容し、前記第1および前記第2の直列回路とは極性の異なる1対のトランジスタからなる差動トランジスタ対とトランジスタ電流源とを直列接続した第3の直列回路とを有し、第1の電源端子と第2の電源端子との間に前記第1の直列回路と前記第2の直列回路をそれぞれ負荷抵抗を介して挿入し、前記第3の直列回路における差動出力の一方を、前記第1の直列回路の差動トランジスタ対とトランジスタ電流源との結合点と結合し、前記第3の直列回路における差動出力の他の一方を前記第2の直列回路の差動トランジスタ対とトランジスタ電流源との結合点に結合し、前記各負荷抵抗と前記第1および前記第2の各直列回路との結合点から、前記第1の差動信号と前記第2の差動信号との積を差動型で出力することを特徴とする折り返し型ミキサ回路。
IPC (2件):
H03D 7/14 ,  H03D 7/12
FI (2件):
H03D 7/14 C ,  H03D 7/12 C
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る