特許
J-GLOBAL ID:200903061176704890
Tナット打込み機
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-073423
公開番号(公開出願番号):特開平10-263946
出願日: 1997年03月26日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 簡単な操作で確実にTナットを打込むことのできるTナット打込み機を提供する。【解決手段】 Tナット供給機5から供給される複数のTナット6を、順次連続してTナット打込み位置へ搬送するシュート7と、Tナット6を打込むプッシュバー9と、シュート7の先端まで供給されたTナットをプッシュバー9打込む動作と連動して、シュート7をTナット打込み位置から退避させるカム機構18、21とを備えることにより、Tナット6のフランジ部62よりも大きな外径のプッシュバー9を用いて、フランジ部62の全面を確実に押圧することを可能にする。また、プッシュバー9の位置ずれを防止する位置規制用ガイド板24a,24bを設けることにより、エアシリンダ10による駆動での確実な打込み動作を実現する。
請求項(抜粋):
内周に雌ねじが形成された中空の軸部と、該軸部の一方端から外方へ張出すフランジ部とを有するTナットを、該フランジ部に打込み力を加えて前記軸部の他方端から被打込み対象物に打込むTナット打込み機であって、Tナット供給手段と、前記Tナット供給手段から供給される複数のTナットを、順次連続してTナット打込み位置へ搬送するTナット搬送手段と、前記Tナット打込み位置において前記Tナットを被打込み対象物に打込むTナット打込み手段と、前記Tナット搬送手段の前記Tナット打込み位置側の端部まで搬送された先頭のTナットを前記Tナット打込み手段が打込む動作と連動して、前記Tナット搬送手段を前記Tナット打込み位置から退避させる連動手段とを備え、前記Tナット搬送手段は、前記Tナット打込み手段が前記先頭のTナットの打込み動作を開始する前の段階において、前記Tナット搬送手段の前記Tナット打込み位置側端部において前記先頭のTナットが前記Tナット搬送手段内に保持されるように係止するTナット係止手段を有し、前記連動手段は、前記Tナット打込み手段が前記先頭のTナットの位置規制を開始するに伴って、前記Tナット搬送手段が前記Tナット打込み位置からの退避を開始させるとともに、この退避開始動作に連動して前記Tナット係止手段による前記先頭のTナットの係止を解除させ、該先頭のTナットを前記Tナット搬送手段から分離しかつ前記Tナット搬送手段を前記Tナット打込み位置から退避させた状態で、前記先頭のTナットが打込み対象物に打込まれるように、前記Tナット打込み手段と前記Tナット搬送手段とを連動させる、Tナット打込み機。
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