特許
J-GLOBAL ID:200903061177061128

交流電力のサイクル制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-045690
公開番号(公開出願番号):特開平9-238461
出願日: 1996年03月04日
公開日(公表日): 1997年09月09日
要約:
【要約】【課題】電源電圧のゼロクロス時点を検出回路3により検知し、電源1サイクル毎に出力値設定回路4からの出力設定値4aによって定まるオン比率(%)を累計手段12によって累計し、累計値が100%の整数倍を越える毎に手段13から点弧指令13aを出し、手段14を介しパワーデバイス2の1サイクル分の点弧を行うサイクル制御回路にて、電源電圧,負荷電流の変動に関わらず、出力設定値4aに対応して一定の電力を負荷LDに供給するサイクル制御回路を得る。【解決手段】検出回路22及び23により夫々電源電圧及び負荷電流を検出し、出力設定値補正手段21にてこの各検出値を夫々基準電源電圧及び基準負荷電流と比較し、出力設定値4aを補正した補正出力設定値4a ́を得てオン比率を補正し出力電力を一定とする。
請求項(抜粋):
交流電源電圧のゼロクロス点から始まる1サイクル分の導通期間を単位とし、この単位導通期間が全期間にほぼ均一に分布し、且つこの単位導通期間の全期間に占める割合が出力設定値に対応して定まるオン比率となるように、単位導通期間に対応する各サイクル毎に交流電源の導通の要否を判別して交流電源電圧を開閉し、負荷に印加する交流電力のサイクル制御装置において、電源電圧を検出する手段と、単位導通期間における負荷電流を検出する手段と、当該の装置について予め定まる電源電圧の基準値及び負荷電流の基準値のもとで前記オン比率により負荷に供給される電力に等しい電力が、直近に検出された前記の電源電圧及び負荷電流のもとで負荷に供給されるように前記オン比率を補正する手段とを備えたことを特徴とする交流電力のサイクル制御装置。

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