特許
J-GLOBAL ID:200903061177822765

積層型熱交換器の底板接合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 窪田 卓美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-100603
公開番号(公開出願番号):特開平7-280482
出願日: 1994年04月13日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 積層型熱交換器の最下端に位置する閉塞プレートに底板を容易に且つ部品点数を少なくして閉塞する方法を提供する。【構成】 閉塞プレート2に開口1aを設け、その開口の口縁に互いに周方向に離間して複数の爪部7を突設する。それと共に、底板6の内面側に円形凸部8を形成し、その円形凸部8が爪部7の先端に整合して位置決め係止される。さらに、閉塞プレート2内面とインナーフィン3との接合に先立って、それら両者間に接合用ろう箔9が介装され、そのろう箔9が開口1aの口縁より中心側に迄延在して配置される。【効果】 閉塞プレート2の内面に設けられたろう箔9が溶融し、それが円形凸部8の周縁と連通孔1との間から底板6に達し、その底板6と閉塞プレートとの隙間から両者の接触部に浸入し、底板6がプレート2の外面側から液密に接合される。
請求項(抜粋):
夫々両端部に連通孔1が形成された一対の細長い皿状のプレート2a,2bが逆向きに重ね合わされると共に、インナーフィン3の厚み方向両面を前記一対のプレート2a,2bの内面に夫々接合してエレメント4が構成され、複数の前記エレメント4,4が積層され、積層方向の一方の最外側の前記プレート2aの前記連通孔1に出入り口用のボス部5が設けられ、他方の最外側に位置する前記連通孔のない閉塞プレート2の外面に底板6を接合した積層型熱交換器の底板接合方法において、前記閉塞プレート2に開口1aが設けられその口縁に、互いに周方向に離間して複数幅の狭い爪部7が、その開口1aの中央方向に突設され、前記底板6の内面に係合用円形凸部8が形成され、その円形凸部8の周縁が前記複数の爪部7先端に整合して位置決め係止され、前記閉塞プレート2内面と前記インナーフィン3との接合に先立って、それら両者間に接合用ろう箔9が介装され、前記開口1aにおいてそのろう箔9が該開口1aの口縁より中心側に迄延在して配置され、前記ろう箔9を溶融し、ついで固化することにより前記開口1aを底板6でその閉塞プレート2の外面側から液密に閉塞したことを特徴とする積層型熱交換器の底板接合方法。
IPC (2件):
F28F 3/00 301 ,  B23K 1/00 330

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