特許
J-GLOBAL ID:200903061180381664

スライド扉用動力スライド装置のクラッチ機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新関 宏太郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-128967
公開番号(公開出願番号):特開平9-291754
出願日: 1996年04月25日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 クラッチ機構の入り切りの両方を、スライド扉をスライドさせる1個のモータの動力により行えるようにしたものにおいて、モータが故障によりクラッチが切れなくなったときに、手動によりクラッチを解除できるようにする。【解決手段】 スライド扉5をワイヤー11、12を介してスライドさせるワイヤードラム10aと、該ワイヤードラム10aを回転させるモータ8aと、該モータ8aと前記ワイヤードラム10aとの間に設けられたクラッチ機構と、前記ワイヤー11、12を緊張させるテンション機構とを有するスライド扉用動力スライド装置において、前記ワイヤードラム10aは前記テンション機構により前記ワイヤー11、12を弛ませると前記スライド扉5をスライドさせることなく手動により回転可能に構成し、前記ワイヤードラム10aを手動回転させると前記スライド扉5をスライドさせることなく前記クラッチ機構のクラッチを解除できるように構成したスライド扉用動力スライド装置のクラッチ機構。
請求項(抜粋):
車体2に対してスライド自在に取付けられたスライド扉5にワイヤー11、12を介して連結されて回転すると前記スライド扉5をスライドさせるワイヤードラム10と、該ワイヤードラム10を回転させるモータ8と、該モータ8と前記ワイヤードラム10との間に設けられたクラッチ機構とを有するスライド扉用動力スライド装置において、前記クラッチ機構には前記モータ8により回転する回転プレート26と、該回転プレート26に保持された開扉用揺動アーム28および閉扉用揺動アーム29と、前記モータ8が開扉回転すると前記開扉用揺動アーム28を前記ワイヤードラム10に係合させ前記モータ8が閉扉回転すると前記閉扉用揺動アーム29を前記ワイヤードラム10に係合させ前記開扉用揺動アーム28が前記ワイヤードラム10と係合しているときに前記モータ8が所定量だけ閉扉回転すると前記閉扉用揺動アーム29が前記ワイヤードラム10に係合する前に前記開扉用揺動アーム28を前記ワイヤードラム10との係合から離脱させ前記閉扉用揺動アーム29が前記ワイヤードラム10と係合しているときに前記モータ8が所定量だけ開扉回転すると前記開扉用揺動アーム28が前記ワイヤードラム10に係合する前に前記閉扉用揺動アーム29を前記ワイヤードラム10との係合から離脱させるガイドプレート32とを設け、該ガイドプレート32は該ガイドプレート32を前記開扉用揺動アーム28若しくは前記閉扉用揺動アーム29が前記ワイヤードラム10に係合しているときにいずれかの方向に回転させると前記スライド扉5を実質的にスライドさせることなく前記開扉用揺動アーム28若しくは前記閉扉用揺動アーム29と前記ワイヤードラム10との係合を解除できるように構成したスライド扉用動力スライド装置のクラッチ機構。
IPC (4件):
E05F 15/14 ,  B60J 5/06 ,  E05F 11/48 ,  F16D 11/06
FI (4件):
E05F 15/14 ,  B60J 5/06 A ,  E05F 11/48 E ,  F16D 11/06

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