特許
J-GLOBAL ID:200903061180589958

滅菌法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-534949
公開番号(公開出願番号):特表2001-512333
出願日: 1998年02月09日
公開日(公表日): 2001年08月21日
要約:
【要約】低級アルカノールの存在下でアミンとカルボン酸との間にアミド結合を形成することが知られているカップリング剤を利用した処理により、心臓や他の器官の置換用具(例:心臓弁)および人工組織または合成人工器官材料を効果的に滅菌できる。このような処理を40°Cで1時間以上行うと、殺菌作用が得られることが確認されている。本滅菌処理法では、イソプロパノールまたはこれと同等のアルカノールの存在下で、任意選択でスルホNHSまたはNHSなどのカップリング促進剤と共に、EDCを水溶性カップリング剤として利用するのが好ましい。また、この滅菌処理は緩衝水溶液中で室温以上の温度で行うことが好ましい。本滅菌処理では、非毒性で生体適合性の物質以外の残留物がなく、温度変化による変性や蛋白分解酵素による消化に対する組織の抵抗性に影響を与えないだけでなく、驚くべきことに固定した生物組織の石灰化に対する抵抗性が増す。
請求項(抜粋):
(a)カップリング剤のアミド形成作用を増強するカップリング促進剤および(b)該カップリング剤が微生物の細胞内に浸透するのに効果的な量のアルカノールの任意の存在下で、アミド結合の形成を促進することが可能な有効量の前記カップリング剤を含有する水溶液で材料を効果的な長さの時間処理することを含む、前記材料が有する微生物を効果的に殺滅することを特徴とする前記材料の滅菌法。
IPC (4件):
A61L 2/18 ,  A01N 25/00 101 ,  A01N 37/32 101 ,  A01N 47/40
FI (4件):
A61L 2/18 ,  A01N 25/00 101 ,  A01N 37/32 101 ,  A01N 47/40 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特表平6-503018
  • 特表昭60-500014
審査官引用 (2件)
  • 特表平6-503018
  • 特表昭60-500014

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